【政治を選ぶ力とは?】橋下徹が三浦瑠麗に激白!「国会議員でも都知事でもなく、沖縄県知事をやりたい」

【政治を選ぶ力とは?】橋下徹が三浦瑠麗に激白!「国会議員でも都知事でもなく、沖縄県知事をやりたい」

文春新書820円+税

 現場の政治経験を重ねた橋下徹さんと、平成政治を論じる三浦瑠麗さんが、経済・教育・外交・安全保障・地方・社会保障など、「政治を評価するポイント」を具体的に提示した対談集『 政治を選ぶ力 』が発売中。

? 国民のニーズを吸い上げる「マーケティング力」、政治課題を設定する「問題提起力」、さまざまな選択肢から最後に決められる「決定力」、政策実現のための「組織力」――。どういった指標をみれば政治家の「実力」はわかるのか?
 選挙の前に一読すれば、政治家、政党の真価がわかる!

2019年6月20日発売

刊行を記念して、月刊文藝春秋の対談記事を再公開します。

初出:文春オンライン(2019年1月10日)

 2019年、日本の政治は大きなトピックが目白押しだ。4月には統一地方選、5月には新天皇即位、7月には参議院選挙が控えており、それが“衆参W選挙”になる可能性も囁かれている。現在の政界を見渡す限り安倍一強体制は盤石で、対する野党はあまりにも弱く、残念な状態だ。2019年、政界に野党が風穴をあけるためには、一体どうすれば良いのだろうか――。

 前大阪市長・橋下徹氏と、国際政治学者・三浦瑠麗氏が“異色のタッグ”を組み、野党が躍進するための大胆な提言を行った。

橋下 野党はとにかく「安倍政権はダメだ」という攻め方しかしていないでしょ? あれでは国民には響かないのは当然だよね。(略)野党はもう戦略を変えなきゃダメ。批判の一辺倒ではなく、「安倍政権よりも自分たちのほうがもっと上手くできるんだ。その先を行くんだ」ということを具体的にしめさなければ、国民を惹きつけることは絶対にできない。

三浦 そもそもおかしいのは、なぜか安倍政権が「改革者」のようになっていて、むしろ野党が現状維持を求め「保守化」していること。(略)野党は安倍政権の「改革者」としての旗印を奪わなければならないのに、それが全然できていませんね。

 改正入管法、改正水道法、日韓をはじめとする外交問題、安全保障……。2人の話題は多岐にわたった。中でも、橋下氏が最近もっとも関心を寄せているのは沖縄問題だという。

橋下 先日、 『沖縄問題、解決策はこれだ!』 という本を出しました。これは沖縄問題の具体的政治的解決策を打ち出そうという試みなんだ。単なる解説本や評論本、政権批判本にならないように。

三浦 あら、その本は是非、安倍(晋三)さんに読んでいただいたらいいのでは(笑)。沖縄問題は安倍政権の弱点です。折角なので、「橋下案」を簡単に教えてくださいな。

 沖縄問題解決に向けた橋下氏の“秘策”は、 「文藝春秋」2月号 掲載の「安倍政権に『選挙で勝つ方法』教えます」の中で明かされている。ちなみに、沖縄問題に絡んでは、次のようなやりとりも。

三浦 いっその事、橋下さんが沖縄県知事に出馬して交渉の矢面に立つ? 沖縄と東京なら、どっちが(知事を)やりたい?

橋下 絶対に沖縄。僕はもう政治家をやるつもりはないけど、仮にやれと言われたら、国会議員でも都知事でもなく、沖縄県知事だね(笑)。

 玉城デニー沖縄県知事に最大のライバルが現れた。

(「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2019年2月号)

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