「何とかしてやってくれ」 田代まさし“僕の大好きな叔父さん”は住吉会・西口総裁だった

【田代まさし容疑者を逮捕】叔父は住吉会元総裁か 週刊文春が2017年10月5日号で報道

記事まとめ

  • 逮捕された田代まさし容疑者について、週刊文春が過去に叔父の存在を報じている
  • 田代容疑者はTwitterに住吉会元総裁とみられる男性とのツーショット写真をあげていた
  • 田代容疑者の身内には『大物暴力団』との噂はあったが、誰かは知られていなかったよう

「何とかしてやってくれ」 田代まさし“僕の大好きな叔父さん”は住吉会・西口総裁だった

「何とかしてやってくれ」 田代まさし“僕の大好きな叔父さん”は住吉会・西口総裁だった

2015年3月18日、出所報告会見を行った田代まさし容疑者(右は日本ダルク本部代表、近藤恒夫氏) ©AFLO

 11月6日、覚せい剤を所持していたとして田代まさし容疑者が宮城県警に逮捕された。 8月23日に宮城・塩釜市の宿泊施設で覚せい剤を所持していた疑いも持たれている。何度も薬物逮捕を繰り返す田代だが、面倒を見ていた叔父の存在を報じた「週刊文春」2017年10月5日号の記事を、ここに公開する。(年齢や日付は掲載時のもの)

◆ ◆ ◆

〈僕の大好きな叔父さんが昨夜亡くなられました。僕達兄妹を、おふくろが亡くなって以来自分の子供以上に面倒をみてくださった叔父さん!〉

 田代まさし(61)が、ツイッターでそう呟いたのは、9月12日の午後2時頃。

 一緒にアップされた「叔父さん」とのツーショット写真に、一部から驚きの声があがった。

 金色の仏像を背に、ハットにサングラス姿で右手はサムズアップをしている田代。その左横には、濃紺のジャケットを着た白髪混じりのかなり年嵩の男性が笑顔で写っている。

「この男性は、指定暴力団住吉会トップの西口茂男総裁(享年88)です。田代がツイートした12日の午前2時22分、都内の大学病院で死去しました」(社会部記者)

 14日に中野区の斎場で行われた西口家の通夜には、田代も参列した。

「あくまでも家族葬で組関係者は少なかったが、その親族席には目深に帽子をかぶった田代の姿が確認されています」(警察関係者)

 冒頭のツイートはこう続く。

〈僕達兄妹は叔父さんの親戚でいれたた(ママ)ことをおふくろの妹である叔母さんに感謝するとともに、叔父さんのことを誇りに思って、これからも生きて行きます。合掌〉

 写真の「叔父さん」が誰なのかについて田代本人は明かしていない。

「田代の身内に“大物ヤクザ”がいるらしいという話は長年囁かれていました。ただそれが山口組に次ぐ二番目の規模である住吉会の西口総裁だとは知られていなかった。西口総裁は二度の結婚歴があるそうで、そのどちらかの妻が、田代の亡き実母の妹さんだということです」(前出・記者)

■「血縁については口外するな。でも何とかしてやってくれ」

 田代は、2000年9月に盗撮で書類送検されたのを皮切りに、01年にはのぞきと覚せい剤、04年には銃刀法違反と覚せい剤、そして10年にはコカインと覚せい剤と計4回の逮捕と二度にわたる実刑を受けた。

 3年前に出所し、薬物依存者の更生施設「日本ダルク本部」スタッフとして働きながらリハビリ生活をしている。

「逮捕・服役などを繰り返す田代について西口総裁は『血縁については口外するな。でも何とかしてやってくれ』と内々に組関係者に伝えていた。一度目の懲役に行く前、田代は毎年麻布十番祭りで『マーシーの焼きそば』の屋台をやっていたが、その場所は住吉会の関係先。西口総裁が執行猶予中の田代に仕事を与えていた」(前出・警察関係者)

 田代には、父親違いの妹が二人おり、実母が亡くなったのは33年前。ツイッターのツーショット写真はここ2、3年内のものとみられ、その間、叔父である西口総裁が後ろ盾になっていたわけだ。

 田代本人に取材を申し込んだが、「この件については取材に応じるつもりはない」とダルクを通じて返答があった。

 今になって世間に明らかにした理由は謎のままだ。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2017年10月5日号)

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