【千葉県公文書入手】森田健作知事「別荘じゃなくて自宅」釈明にウソの疑い

森田健作千葉県知事「別荘でなく自宅」釈明にウソの疑い 公的書類での自宅は知事公舎

記事まとめ

  • 森田健作千葉県知事(69)の 「公用車で別荘」疑惑を週刊文春が11月7日発売号で報じた
  • 森田知事は会見で家に行ったと初めて認め「別荘ではなく自宅」と反論したが嘘の疑いも
  • 週刊文春では約5000万円に及ぶ使途不明金問題や政治資金での数千冊の自著購入を詳報

【千葉県公文書入手】森田健作知事「別荘じゃなくて自宅」釈明にウソの疑い

【千葉県公文書入手】森田健作知事「別荘じゃなくて自宅」釈明にウソの疑い

森田健作千葉県知事 ©共同通信社

週刊文春」11月7日発売号に掲載された森田健作千葉県知事(69)の 「公用車で別荘」疑惑 。同記事は、9月10日、台風15号で深刻な被害が伝えられる最中、森田氏が公用車で千葉県・芝山町にある「別荘」を訪れていたのではないかと報じた。

 11月7日の定例会見で、森田知事は、芝山町の家に行ったことは初めて認めたが、「別荘ではなく、私の自宅なんでございます。それは明確にしたいと思います」と強く反論した。しかし、「週刊文春」の取材で、森田氏が別の住所を「自宅」として公的に届け出ていたことが分かった。

 森田氏が再選、3選を果たした2013年、2017年の県知事選。千葉県報には、森田氏自身が千葉県の選挙管理委員会に届け出た内容として、こう記されている。

〈森田健作 本籍地:東京都 住所:千葉県千葉市中央区都町●丁目●番●号〉

 この「住所」こそ、現在の森田氏が生活の拠点とする県知事公舎だ。総務省選挙課に、選管に届け出されたこの「住所」について聞いたところ、次のように回答した。

「現住所つまり生活の本拠地という位置づけです。住民基本台帳法の、現住所に住民票を置くという原則に従えば、ここで届け出ているのも住民票の住所だと考えられます」

 さらに住民票の提出が求められる不動産登記においても、森田氏は知事公舎を「住所」として届け出ている。2013年、森田氏と夫人、息子の3人は、夫人の父親から熊本県内の土地と建物を贈与されているが、登記簿に記載されている3人の住所はいずれも知事公舎だ。

 森田氏の元秘書が断言する。

「あの家は別荘以外、何物でもありません。パーティルームがあったり、森田氏の俳優・タレント活動を振り返る特別室が設けられたり、とにかく豪華な造りで自宅仕様ではない。県知事就任前は、東京・日本橋にあるマンションを自宅としており、森田氏自身が芝山町の家を『別宅』と呼んでいました」

 居住実態や確認できる選管や登記簿などの公的書類では、森田氏の自宅は千葉市の知事公舎となっており、いかなる根拠に基づいて、記者会見で芝山町の家を「自宅」と説明したのか、さらなる説明を求める声が高まりそうだ。

 11月14日(木)発売の「週刊文春」では、公用車で別荘を訪れていた疑惑の他、約5000万円におよぶ使途不明金問題や、政治資金での数千冊の自著購入など、数々の新疑惑を5ページにわたって詳報している。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年11月21日号)

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