被害LINE入手 女性部下が伊藤忠幹部のセクハラを告発

伊藤忠商事の幹部がセクハラと女性部下が告発 28日発売の週刊文春でLINE内容公開

記事まとめ

  • 週刊文春が、伊藤忠商事で今年に入って深刻なセクハラ事件が起きていたと報じた
  • 被害者は、財務部の資金・投資管理担当室長だったA氏からセクハラを受けたという
  • 社内サークルの旅行ではA氏と同室で、寝ているときに覆いかぶさってきたそう

被害LINE入手 女性部下が伊藤忠幹部のセクハラを告発

被害LINE入手 女性部下が伊藤忠幹部のセクハラを告発

©共同通信社

 2020年3月期の中間決算で3年連続の過去最高益を達成した伊藤忠商事で、今年に入って深刻なセクハラ事件が起きていたことが「週刊文春」の取材で分かった。

 伊藤忠関係者がセクハラ事件の経緯を明かす。

「“被害者”のB子さんは女優の新垣結衣似のアラサー美女。彼女は40代後半の財務部の資金・投資管理担当室長だったA氏からセクハラを受けていました。A氏は、小太り、色黒でオールバックという派手なタイプで既婚者です。今年5月、彼女は法務部のコンプライアンス室にA氏の行状を告発。しかし調査が行なわれた形跡はなく、結局、彼女は退職に追い込まれてしまいました」

 B子さんは伊藤忠商事の100%子会社の社員で、2016年から本社に出向。出向後、B子さんはA氏がリーダーの社内サークルに参加。すると頻繁にLINEが届くようになった。

〈理性ふっ飛んでむぎゅーーってしたくなったぜ〉

〈やばい、さっきほっぺた触りそうになった〉

〈なんか間近で喋るの久々で、思わずハグりたくなるねえ〉

 そして今年1月、社内サークルの草津温泉旅行で事件が起きる。B子さんが語る。

「サークルで旅行計画を立てていたところ、他のメンバーが全員ドタキャン。結局A氏と2人で行くことになってしまった。しかも一部屋しか予約されていなかったのです。仕方なく隣で寝ていると、A氏が私に覆いかぶさり、キスをされ、胸を触ってきた。何とか払いのけると、次にA氏は『下半身を触れ』と要求してきました。私は断固拒否し、部屋の隅で一夜を明かしました」

 5月にB子さんは、LINEの内容や草津旅行での言動を本社に報告したが、現在に至るまで何の連絡もないという。

 事実確認のため、A氏の携帯電話を複数回鳴らしたが、一度も繋がることはなかった。

 伊藤忠の広報部は、「会社としては適切に対応しております。個人情報の観点より、当社からの回答は控えさせていただきます」と答えた。

 伊藤忠が推進する「働き方改革」では、朝型勤務などと並んで「女性社員の活躍支援」「ハラスメントのない職場環境づくり」を掲げており、今後の対応が注目される。

 11月28日発売の「週刊文春」では、A氏がB子さんに送ったセクハラLINEの内容を公開する。またB子さんの訴えに対し、伊藤忠、および子会社がどう反応したのかについても詳報している。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年12月5日号)

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