「皇宮警察の相次ぐ不祥事に雅子さまは…」天皇陛下61歳 ご活動を阻む“2つの壁”

雅子さまが皇宮警察の相次ぐ不祥事にお怒りか 男性護衛官が女性護衛官の入浴のぞき見

記事まとめ

  • 皇后雅子さまがコロナ禍で影響を受けているといい、体調を整えにくくなっているという
  • 雅子さまは直接声をかけたり、話を聞いたりできないことに思い悩んでいるそう
  • また、皇族方のそばに仕える立場の皇宮警察の相次ぐ不祥事に怒っているとも

「皇宮警察の相次ぐ不祥事に雅子さまは…」天皇陛下61歳 ご活動を阻む“2つの壁”

「皇宮警察の相次ぐ不祥事に雅子さまは…」天皇陛下61歳 ご活動を阻む“2つの壁”

天皇皇后両陛下 宮内庁提供

「東京・高輪にある仙洞仮御所。昨年末の早朝、ここから軽装のお2人が姿を見せ、周囲をゆっくりと散策して回るのを拝見しました。道ばたの草花を見つけて足をとめたり、通りがかった人たちと言葉を交わしたり。以前と変わらない、仲睦まじい光景でした」(近隣の住人)

 2人とは、上皇さまと美智子さま。2020年3月末、代替わりを前に皇居を去り、昭和天皇の弟、故・高松宮さまが住まいとした高輪皇族邸に引っ越した。

■一線を退いたことで「身辺が静かに」変化

 広大な敷地をもつ皇居と違って、閑静な住宅街にある仮御所内では、日課とする散歩もままならない。そこで、時折、仮御所から外に出て散歩をしているが、平成時代と違うのは、それを追いかけるマスコミ各社の姿がみられないことだ。

「皇居をお住まいとしていた時は、上皇ご夫妻は年に数回、朝の散策コースを変え、皇居の外にお出になることがありました。宮内庁の担当記者は『お忍びの散策』を逃すまいとスクープ合戦を繰り広げていたのです。

 美智子さまも心得ていらっしゃるようで、記者やカメラの近くに来ると、上皇さまに話しかけたり、景色を指さしたりとポーズをとるなど、サービス精神旺盛に応じてくださいました」(宮内庁担当記者)

 それが今は、お2人の周りにいるのは、ごく少数の側近らと警備担当だけ。お出かけの情報を限定した関係者だけに流すようにしたためでもあるが、ニュースバリューの問題もあるのだろう。

 そもそも、上皇さまは2016年、「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」で、「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないか」と明かし、代替わりが行われた。

「一線を退くことを自ら望んだわけで、世間の注目が現役の天皇、皇后に向けられることは喜ばしいと考えていらっしゃるそうです。美智子さまも上皇さまの思いに賛同しておられるでしょう」(上皇侍従職関係者)

■プライベートを楽しめるようになったところに、新型コロナ

 だが、静かな仮御所での生活を始めたころから、新型コロナが徐々に広がっていった。そして、お2人への感染リスクを最大限減らすことが側近らの至上命題となった。公務がなくなり、ようやくプライベートを楽しめるようになったのに、友人を招くことも、自由に外出することもできない。

「とくに美智子さまは生活に張り合いがなくなり、電話でも気弱な言葉をおっしゃることが多くなりました」と、長く親交のある友人は心配そうに話した。敷地近くに立つマンションの住人から手を振られ、両陛下が笑顔で手を振り返されたという、少々寂しいエピソードも報道された。

 仮御所での生活は約1年半とされ、今後、東京・元赤坂の赤坂御用地に転居する計画が進んでいる。昭和時代に長く暮らした思い出の地。気にかけている秋篠宮家の眞子さま、佳子さま、そして悠仁さまと孫たちとも近くなる。コロナ禍ではあるが、これ以上仮御所での生活が長引かないよう、宮内庁側は引っ越し準備を懸命に進めているようだ。

■コロナで外出を伴う公務がない皇后雅子さま

 コロナ禍で影響を受けているのは、皇后雅子さまも同じだ。23日に61歳の誕生日を迎えられた天皇陛下の誕生日に際してのご近影では、淡いライラック色のカーディガンをお召しになり、皇太子ご夫妻時代から出席されている、GEA(地球環境行動会議)のパンフレットをお2人でご覧になっていた。しかし、お誕生日に先立っての記者会見で陛下は、雅子さまのご体調について「新型コロナウイルス感染症の感染拡大による活動への制約などから、体調を整えにくくなっている面はあります」と触れられた。

 代替わり後、行く先々で多くの人々が雅子さまを出迎え、「皇后さまー!」と大きな歓声がとんだ。当時、雅子さまを担当する医療関係者は「自分の存在が必要とされている、という安堵感が何より体調回復につながる」と明かしていた。侍従職関係者も「雅子さまは笑顔を見せる場面が増え、マイナスに捉えがちだった考え方も克服しつつあるように拝察しました」と振り返る。 

 ところが、外出を伴う公務がなくなってしまった。

「国民が何を求め、自分はどんなふうに役に立てるのか。そもそも必要とされているのか――。調子が優れなかった時期のように、悪い方向に思考がめぐってしまうようです。

 とりわけ心を痛めたのが、コロナ禍で苦しんでいる人たちが数多くいることでした。報道などで続々と苦境を知るなかで、直接声をかけたり、話を聞いたりできないことに思い悩んでいらっしゃるようにお見受けします」(宮内庁関係者)

■不祥事続きの皇宮警察にストレスも

 先日、皇宮警察の警視正だった男性が、2人の女性と不倫関係にあったうえ、そのうち1人を赤坂御用地に必要な手続きをしないままに出入りさせたことが文春オンラインの報道で発覚した。皇宮警察は減給6か月の懲戒処分とし、男性は依願退職する事態となった。

「赤坂御用地は、天皇ご一家らのお住まいがあります。今年成人を迎える愛子さまがいらっしゃるだけに、雅子さまも内心穏やかではない様子とうかがっています」(別の侍従職関係者)

 皇宮警察は皇族方のそばに仕える立場。それなのに、昨今は不祥事続きだ。

 昨年3月には、警察学校の校長、教官が未成年の新任護衛官とたびたび飲酒していたことが判明した。実習場所の栃木・那須御用邸の敷地内では、飲酒し、そのさなかに男女が別室でわいせつ行為に及んでいた。

 さらに、天皇ご一家を担当する男性護衛官が同2月、出張先で、女性護衛官の入浴をのぞき見していた。

「こうした“ハレンチ”な行動は、雅子さまが最もお嫌いな不祥事でしょう。昨年のこれらの案件には、いまだにお怒りだと聞きます。それに加えて今回のスキャンダル。皇宮警察の幹部は信頼回復できるのか、頭を痛めているようです」(同前)

■天皇陛下はオンライン交流に手応え

 また、天皇陛下も、お誕生日に際しての会見では「皇室の在り方や活動の基本は、国民の幸せを常に願って、国民と苦楽を共にすること」と述べたが、ご即位から3年目を迎えたご活動は従前のようにはいかない。その理由の1つは、やはりコロナウイルスの影響だ。

 ベテラン宮内庁担当記者が話す。

「一般参賀や園遊会、乾通りの一般公開と、どれも国民と皇室が近づく貴重な機会です。しかし天皇陛下は、宮内庁幹部らが開催の可否を聞きに来るたび、慎重な姿勢を示し続けたそうです。自分が動けば密を生み、感染者を出してしまう恐れがあるとお考えなのでしょう。今年1月の歌会始の儀も、宮内庁はコロナ対策を入念に検討し、開催できると踏んでいましたが、天皇陛下の意向を踏まえて延期となったそうです。

 一方で、東日本大震災から10年の節目にあたることや、コロナに苦しむ人たちを気にかけ、直接は対面できないかわりに、オンラインでの交流に意欲を示しておられます。

 側近の中には、皇室の活動は直接会い、触れあうべきだという“保守派”も少なくありません。しかし、陛下自身は柔軟に、オンラインで画面を通してでも意味がある、と手応えを感じていらっしゃるそうです」

 今後しばらく、外国訪問も定例の地方訪問も難しいだろうという想定は、宮内庁幹部と側近が一致するところだ。お誕生日に際しての会見でも「実際にオンラインをやってみたところ、人と人とのつながりというものを肌で感じることができ」たとおっしゃっており、今後もリモートを活用した取り組みが拡充されそうだ。

■「多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを…」

 理由のもう1つは、眞子さまと小室圭さんのご結婚問題の行方が定まらないことだ。同じく今年の誕生日を前にした会見で陛下は、「眞子内親王の結婚については、国民の間で様々な意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」と述べた。

 そして、「“多くの人が納得し喜んでくれる状況”には何が必要か」という、重ねての記者の問いには、「お答えは差し控えさせていただきたい」と述べるにとどまった。

 2020年11月、眞子さまはお気持ちを公表した文書で、「天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっている」と述べたが、いまだ世間の目は厳しい。皇嗣職関係者がこう嘆息する。

「進展はないようです。宮内庁側は眞子さまではなく、小室さんに金銭問題を説明するよう求めているものの、担当弁護士との意思疎通は十分とはいえないと聞いています」

 雑誌等では、小室さんや、小室さんの母親の報道が依然として掲載され、関心は高い。

 ただ、ある宮内庁関係者はこう耳打ちした。

「新型コロナの感染がある程度収まれば、年度内にも結婚に向けた動きが出てくる可能性もあります。ワクチン接種が広がった後、ある段階で見切りをつけて結婚の見通しなどを明かすことも、眞子さまと小室圭さんはお考えなのではないでしょうか」

 うれしい報告ができるかどうか、推移を見守っている。

(森元 大樹)

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