第85回 24時間アメコミ!DC愛は世界を救う? DC FANDOME開催決定!

第85回 24時間アメコミ!DC愛は世界を救う? DC FANDOME開催決定!

「DC FANDOME」は2020年8月22日(土)アメリカ西海岸時間午前10時(日本時間23日(日)午前2時)開催!

!COVID-19によるウィルス禍で毎年恒例の大きなイベントが見直しをせまられています。アメコミ映画ファンにとっては7月22日の前夜祭から開催予定だったサンディエゴ・コミコンのリアル開催が中止になったことはとても残念です。
「リアル開催が中止」とわざわざ書いたのは、サンディエゴ・コミコンは代替案としてCOMIC-CON@HOMEと銘打ってオンライン・イベントを開催することが発表されたからです。

一方、コミコンをひっぱってきたアメコミ界の大手でバットマンやスーパーマンを有するDCはサンディエゴ・コミコンに代わるプランとして史上初となる、DCファンのためのオンライン・イベント「DC FANDOME」を開催することを電撃的に発表。2020年8月22日(土)のアメリカ西海岸時間午前10時(日本時間23日(日)午前2時)から24時間ぶっとおしで開催。この時間内なら2020年8月22日(日本時間8月23日)から全世界どこからでもアクセス可能なオンライン・イベントです。あたかもDCをテーマにしたテーマパークができたかのようなデザインのサイトDCFanDome.comにアクセスし、そこから目的に合わせ6つのゾーン(コンテンツ)を楽しむという形になるようです。

注目したいのは、DC映画やTVシリーズのプレゼンテーションの場で、主要キャストやフィルムメーカーたちによるトークセッションの場も予定されているとのこと。
いまのところこのイベントでフィーチャーされる作品群は......

★映画まわりでは
『ザ・バットマン』(ロバート・パティンソンによる新バットマン映画)
『ザ・スーサイド・スクワッド』(ジェームズ・ガン監督でマーゴット・ロビーのハーレイ・クイン再び)
『ブラック・アダム』(ドウェイン・ジョンソン出演の最強ダーク・ヒーロー)
『シャザム!2』
『アクアマン2』
『ジャスティス・リーグ スナイダーカット』(2021年に配信が予定されている、DCファンが夢見ていた、あの「ジャスティス・リーグ」の究極のディレクターズ・カット版)
そしてなんといっても公開が近い『ワンダーウーマン1984』!

★ドラマまわりでは
「バットウーマン」(もうすぐ日本でもリリース。バットマンの従妹が活躍)
「スーパーガール」
「スーパーマン&ロイス」
「ザ・フラッシュ」
「ブラックライトニング」
「レジェンド・オブ・トゥモロー」
「LUCIFER/ルシファー」(これもDC系です)
「タイタンズ」
「ドゥーム・パトロール」
「スターガール」
「ペニーワース」(あのバットマンを助ける執事アルフレッドの若き日を描く)
「ウォッチメン」(これもDC系です)等。

★アニメ作品では
「ティーン・タイタンズGO!」(カートゥーンネットワークでも人気ですね)
「ハーレイ・クイン」(お子様向けではない過激アニメ)
「ヤング・ジャスティス:アウトサイダーズ」
「DCスーパーヒーローガールズ」
らが紹介されます。

恐らく新映像(このイベント限定のお宝映像)のお披露目と監督やキャストを呼んでのトークショーみたいなものをライブ配信。そして視聴者の会話や質問とかを受け付けてくれるインタラクティブな仕掛けがあるのだと思います。すでにジェームズ・ガン監督が『ザ・スーサイド・スクワッド』がキャストを連れて登場するよと自身のツイッターで確約しているし、ドウェイン・ジョンソンもインスタで参加を表明しています。
まさに世界中のDC好きに贈る夢のような24時間です。

実は昨年のサンディエゴ・コミコンは、DCドラマのプレゼンテーションはありましたが、DC映画の発表の場がなかったのです。
理由はいくつかあるのですが、1つはあの『ジョーカー』を今までのアメコミ映画文脈とは違う売り方をしたいということで、あえてサンディエゴ・コミコンに出さないという選択をしたと言われています。
またDCの親会社であるワーナーは『IT/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。』を推していたのでサンディエゴでは本作の大きなイベントが開催されました。
しかし今年は事情が違います。映画では来夏『ザ・バットマン』『ザ・スーサイド・スクワッド』というこれからのDC映画の未来を占う2作が公開。ドラマの方では、今までDCドラマを牽引していた『ARROW/アロー』が終わり新たなステージに突入。またHBO-MAXという配信ビジネスも始まるため、ここにDCがどう関わってくるかを示す必要があります。

そう、DCにとって今年は発表すべきことが多い年なのです。けれどサンディエゴ・コミコンという絶好の機会がなくなってしまった。だから本イベントにふみきったのでしょう。
僕はリアル・イベントが好きなので、サンディエゴ・コミコンの(リアル開催の)中止はとても残念なのですが、今回のDC FANDOME、24時間テレビならぬ24時間アメコミ。DC愛にみちた至福の時間を過ごせそうです。

(文/杉山すぴ豊)

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