野球部出身者とばかり話す面接官に「もう、募集要項に野球部と書いてくれ」と感じた女性

採用面接で野球部出身者とばかり話す面接官も 女性は酷い疎外感を覚える結果に

記事まとめ

  • 採用面接では、面接官と「同じ大学」「同郷」といった共通点が重んじられる場面も
  • 30代女性は、地元の面接でまったくのアウェイ状態を経験した当時を振り返った
  • 野球部出身者の学生とは野球の話で盛り上がり、女性は履歴書の内容をさらうだけだった

野球部出身者とばかり話す面接官に「もう、募集要項に野球部と書いてくれ」と感じた女性

画像はイメージ

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採用面接では、面接官と「同じ大学」「同郷」といった共通点が意外と重んじられる場面がある。しかし、福岡県の30代女性(事務・管理/正社員・職員/年収500万円)は、

「他の企業ではこんなにあからさまなことはなかったので、同郷として恥ずかしささえ覚えた」

と地元の面接を受けたものの、まったくのアウェイ状態を経験した当時を振り返った。(文:草茅葉菜)

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■ 「私は履歴書の内容を2分程度でさらうだけで面接が終了」

それは10年程前のこと。女性は福岡県の大学に通っていた。地元は鹿児島だったため、新卒の採用面接は「鹿児島の住宅メーカー」の面接を受けたという。面接を受ける学生は3人だったが、そのうち1人は遅刻し、面接が始まってから部屋に入ってきた。しかし…

「遅刻した学生は野球部とのことで面接官と10分程度野球の話で盛り上がり、私は履歴書の内容を2分程度でさらうだけで面接が終わってしまった」

というのだ。面接中に仕事に直接関係のない話題で10分も盛り上がるのは不自然だろう。しかしこの面接官のツボは「野球部」であり、

「ちなみにもう1名も野球部だったため野球の話で盛り上がっていた…」

「もう、募集要項に野球部と書いてくれと思った」

と女性は酷い疎外感を覚える結果になってしまった。他の企業ではここまであからさまなことはなかったようで、「同郷として恥ずかしささえ覚えた」と振り返った。

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    面接って、沢山話したから採用とは限らないと思うけどな。 タレントオーデションの審査員した事があるんですが、 入って来た瞬間にほぼ合否は決まるので 直ぐに「次の人」ってなったら可哀そうだから 気を使って時間稼ぎで、話し掛けるネタのありそうな人に 話し掛けていました。

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