空腹だと女性はロマンチックになれない まずは食事に誘おう!

空腹だと女性はロマンチックになれない まずは食事に誘おう!

記事画像

女性の気持ちがいまひとつ分からないとお困りの男性に、知ってほしい研究結果がある。

アメリカの研究によれば、女性がどんなときにロマンチックを感じやすいかをMRI(磁気共鳴画像装置)で調べた結果、空腹時に比べて満腹時の方がロマンチックな出来事に反応しやすいということが分かった。

今まで誘った女性がロマンチックな雰囲気になれなかった理由は、空腹が原因だったからかもしれないのだ。

□ダイエットをしたことがある女性は、より欲望が高い?

アメリカ・ペンシルベニア州にあるドレクセル大学の研究チームは、初めはダイエット経験の有無で脳の働きの差が出るかどうかを調べていた。

研究対象は若い女性で、過去にダイエットの経験があるグループと経験がないグループの両方で、空腹時と満腹時の脳の活動を調べた。満腹の時にチョコレートケーキなどの写真を見せたところ、ダイエット経験のあるグループでは、ないグループより脳がより強く反応した。

これはダイエット経験が脳の報酬回路を刺激したためで、ダイエットで(欲望系の)報酬への欲求が強くなりより、甘いものを欲しがる回路が刺激されやすく、太りやすい脳になったということが分かった(※1)。

□空腹だとロマンチックになるのは無理

このダイエット経験の報酬回路の研究結果を元に、同じメンバーに空腹時と満腹時の両方の時に、男女が抱き合うロマンチックな写真を見せた。そしてロマンチックな写真を見せた時の、脳の反応をMRI画像で調べて分析した。

すると、ダイエット経験の有無にかかわらず満腹時の方が空腹時よりも反応が強かった。また、ダイエット経験のある女性では、男女のロマンチックな写真を見た時の反応が、食べたい食べ物を見た時の反応と同じだった。

これはつまり、女性は食事をして満腹になった時の方が、ロマンチックな気分になりやすいということだ。空腹ではたとえロマンチックな出来事があったとしても、あまりロマンチックな気持ちにはなれないということでもある。

□女性はロマンスより食欲を優先したい

アメリカのロチェスター大学による別の研究では、男性よりも女性の方が食欲を優先することが分かっている。

この研究は線虫による食べ物の匂いに対する雌雄の違いを調べたものだが、線虫は嗅覚の仕組みがヒトに近いため、ヒトの行動を調べるために使うことができる。

それによると線虫の雌はODR-10という嗅覚受容体が多いために、雄よりも食べ物の匂いに引き付けられやすいということが分かった。雄が食べるのを止めてからも、雌は食べ続けた(※2)。

ヒトに置き換えて考えると、同じくらいの空腹の状態の男女でも、女性の方が食事をしたいと感じ、女性にとって食事は重要なものだということが分かる。

□「お食事でも」という誘い文句は大正解だった

男性が女性を誘うときに、「お食事でも」と言うのは決まり文句だが、その誘い方は大正解だったことが研究によっても裏付けられた。これからは自信を持って食事に誘おう。デートの計画も、ロマンチックな夜景を見る前に食事をする計画を立てた方が良いということが分かる。

よく女性向けに「男性をつかむには胃袋をつかめ」と言われるが、女性にとっても胃袋は重要だということで、男女どちらにとっても食事は大切なものなのだ。ロマンチックな雰囲気になりたい女性がいる人は、まずは女性が行きたいと思うようなおいしいレストランを探してみよう。

関連記事(外部サイト)