知っておくと便利! 身体の調子を整えてくれる「足のツボ」5選

知っておくと便利! 身体の調子を整えてくれる「足のツボ」5選

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今回はたくさんのツボが集中するといわれる「足」にスポットを当ててみました。美人鍼灸師・高田香菜子先生に詳しく解説していただきましょう!



誤解されやすい「足ツボ」の考え方

“足は第二の心臓”ともいわれ、たくさんのツボが集中しているため、指で刺激してあげることで効果が実感しやすい場所でもあります。また、指圧したときにコリコリしたしこりがある、痛みを感じやすい、といった身体の不調な部分がわかりやすい、というメリットがあるのです。


また、足のツボは「押すと痛い罰ゲーム」といったイメージが一般的に思い浮かぶかもしれません。しかし、実は鍼灸やあん摩・マッサージ・指圧で扱う経穴(ツボ)と、足ツボはまったく関連性が無いということは、あまり知られていないかもしれません。


東洋医学でいうツボ(経絡経穴)療法とは、経穴と呼ばれる身体のツボを指圧したり鍼灸で刺激を与えたりすることで“気”を整え、健康な身体作りを目指すものです。人体には気の通り道である“経絡(けいらく)”があり、この気の巡りが悪くなるとさまざまな病気の原因となるとされている東洋医学の思想から導き出された療法です。


しかし一般的にみなさんが思い浮かべる足裏マッサージとは、アメリカ発祥の“リフレクソロジー”といわれるものが多いようです。リフレクソロジーとは、人間の足裏にある“反射区”という部位を刺激し、血の巡りを良くして健康をサポートする療法のことです。


つまり、鍼灸などの東洋医学は経絡経穴のツボをピンポイントで刺激するもので、リフレクソロジーなどの西洋医学は反射区を面で刺激する、という大きな違いがあるのです。

とはいえ、どちらも身体の調子を整えてくれるポイントとしてツボがある、という意味では同じかもしれません。



足にある身体の不調を正してくれるツボ(経穴)とは?

心臓から一番遠い場所にあるため、もっとも疲れの出やすい場所でもある足。そんな足にある、東洋医学的観点から見た各種ツボをご紹介しましょう。

【目に効くツボ】●解谿(かいけい)

足首の関節の全面、中央のくぼみに位置するツボです。足首をすねの方に向けて曲げると、2本のスジが出てきます。解谿は、この2本のスジの間にあります。

眼精疲労による視力の低下、視野狭窄に効果があるといわれています。

●太衝(たいしょう)

太衝は、足の親指と人差し指の骨の間にあります。足の甲に沿って指でたどっていき、2本の骨がくっついていて小高いところにあります。押さえると動脈の拍動を感じます。

かすみ目や疲れ目に効果があるといわれています。

【腰に効くツボ】
●委中(いちゅう)

委中は、膝の関節の後ろ側にでる横じわのちょうど中央にあります。触れると脈の拍動を感じます。

腰に痛みを感じる方は、この部分が硬くなっている場合が多いです。

●承筋(しょうきん)

膝の後ろにある横じわの中央から、指五本分ほど下がったところにあります。盛り上がったふくらはぎの筋肉の間にあります。

腰や背中の痛みを和らげてくれます。

【肩に効くツボ】
●陰陵線(いんりょうせん)

陰陵線は、膝から下の足にある骨の内側のラインをなぞりながら、際に沿って上がっていくと、膝下でとまるところにあります。

肩こりにお悩みの方は、ぜひ試してみてください。

いかがでしたか?足のツボ指圧は、片方だけでなく両足それぞれバランスよくおこなうようにしてくださいね。



高田 香菜子先生

『美は健康な身体から』をモットーに、健康的な身体作りの鍼灸治療とアドバイス、美容鍼灸を得意とする、美人鍼灸師。

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