がん治療に新たな光!共同研究先の中村教授が完成させた免疫療法とは?

がん治療に新たな光!共同研究先の中村教授が完成させた免疫療法とは?

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2016年9月28日(水)遺伝医学の世界的な権威である、アメリカ・シカゴ大学の中村祐輔教授が、新しい免疫療法のシステムを完成させて、来年中に人間を対象とした臨床試験を行う予定となっていることが分かりました。

がん細胞に対してのみ特異的かつ爆発的な破壊力を持って働く免疫療法を完成させたことにより、中村祐輔教授の共同研究先の株価が急騰するなどの社会現象も発生しております。

今回はこの中村教授が完成させた免疫療法について、医師に解説していただきました。
第4の療法として注目を浴びている免疫療法
免疫療法は、手術、化学療法、放射線に続くがんに対する第4の治療法と考えられているもので、私たち一人一人の身体にもともと備わった免疫力を高めることにより、がんを治療するという治療法です。


免疫チェックポイント阻害剤

免疫療法の際に用いられるもので、がん細胞が持つ「免疫チェックポイント」という体内のT細胞に殺されないための仕組みを阻害する薬剤になります。

これを用いることでがん細胞に対してほかの細胞と同じように異物として体の免疫が正常に働き、T細胞によってがん細胞への攻撃を行うことができます。


日本における免疫チェックポイント阻害剤の活用

現在、ニボルマブ、イピリムバブの2種類の免疫チェックポイント阻害剤が発売されており、根治切除ができない悪性黒色腫や再発や進行がんであるなどして切除ができない非小細胞肺がんなどに対して使用されています。
発見されたT細胞のメカニズム
中村教授の研究は「T細胞受容体遺伝子導入療法」と呼ばれており、以下が詳細になります。
「がん患者からがんを殺すT細胞(リンパ球)を見つけだし、このT細胞のもつ受容体遺伝子を明らかにする。そして、この遺伝子を患者自身のリンパ球に遺伝子操作によって導入する。T細胞を1億〜10億個レベルまで増やし、この免疫力によって一気にがんを殺す」
引用元:産経ニュース
医師からのアドバイス

今回の研究は、特に進行がんと闘っているがん患者さんにとって非常に楽しみな、希望の持てるニュースだと思います。

がんの治療というと手術や抗がん剤、放射線のイメージがまだまだ強いですが、この新しい治療法で多くの方の病気が治るといいですね。日進月歩での医学の進歩は、本当にいろいろな方に希望を与えると思いますよ。

(監修:Doctors Me 医師)

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