合わない靴を履き続けるとどうなる…?体への悪影響と正しい靴の選び方

合わない靴を履き続けるとどうなる…?体への悪影響と正しい靴の選び方

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そろそろ本格的な秋の到来です!衣替えとともに、靴も秋冬用に代えるという方も多いですよね。しかし、新しい靴を購入したものの、靴ずれができてしまった、足に合わない……なんて経験はありませんか?


そんなとき、「せっかく買ったものだから!」と無理して履き続けてしまうと、直接の影響はないとはいえ、目の不調へとつながりがちな首や腰といった体のあちこちが悲鳴を上げることになってしまうのです。


そこで今回は、体の仕組みに詳しいカイロプラクター・檜垣暁子先生に、正しい靴の選び方を教えてもらいました!

合わない靴を履き続けるとどうなるの?(1)骨格がゆがむ

体の骨を一番下で支えているのが足です。そのため合わない靴を履き続けていると、体のバランスを上手く保つことができず、ゆがんだ状態で足やひざ、腰を支えることになります。このような無理な負荷がかかった状態が続くと、骨盤がゆがみ、腰痛に悩まされたり、さらには背骨や首の骨といった部位へと影響が及び、頭痛などを引き起こしたりする要因になるのです。


(2)足の血流が滞る

心臓から一番遠い場所にあるのが足です。心臓から送られた血液は、歩行を通じてまた心臓に血液を送り返すポンプのような役割も担っています。足が圧迫された状態のままでは、老廃物が血管の中で滞ってしまい、リウマチなどを引き起こすケースもあります。


(3)猫背になる

合わない靴を履き続けると、足が痛くなります。それをかばうために不自然な歩き方をしてしまい、気づけば姿勢が猫背になってしまうことも。猫背は、PC作業などの目を使う作業にも影響が及び、その結果、眼精疲労や視力低下などの目のトラブルを引き起こすことにつながります。


(4)外反母趾になる

外反母趾とは、足の親指(母趾)のつけ根の関節が外側へ曲がった状態のこと。ひらがなの「く」の字のように見えるのが特徴です。遺伝や歩行の癖が原因の場合もありますが、靴が合わないことが原因のことも多いようです。


靴を選ぶときにチェックしたい5つのポイント

足は、直立したときに全体重を受け止める部位。骨格や関節は、歩行などでの衝撃を和らげる構造になっています。そのため、くぼみのある土踏まずとは別に、骨の並びによって足の縦方向と横方向にアーチが形成されているのです。このアーチの形が正常な状態でキープできることが、足に合う靴の条件です。

靴を購入する際は、下記のポイントに注意してみてください。


POINT1 靴の中で足の指を動かせるか

指先がギュッと押されるほど窮屈だと、足指が床をつかみにくくなるため、体のバランスが崩れやすくなります。ある程度の空間があり、足指が動かしやすいものを選びましょう。


POINT2 踏み込むと指のつけ根にしわができるか

足を踏み込んだときに、指のつけ根部分にしわができる靴は、足と靴の幅が合っている証拠です。足にかかる負荷を軽減することができます。


POINT3 かかとには小指1本分のスペースを

靴の長さに余裕がありすぎると歩きにくいため、足に余計な負荷がかかります。小指1本分のスペースがかかとにあるものを選びましょう。


POINT4 土踏まずが合っているか

アーチの形や長さは人それぞれ個人差があります。締め付けられたり、緩すぎたりせずアーチ部分が軽く足に触れている程度がベストです。


POINT5 ヒールの高さは2〜3cmがベター

高すぎるヒールは、足の指のつけ根部分の負荷が強くなり、歩行時に足元が不安定になります。とくに女性は2〜3cmくらいのヒールがおすすめです。


また、かかとがすり減ってしまった靴を履き続けるのも要注意!かかとがすり減った靴では、姿勢が自然と傾き、バランスをとろうとあちこちの筋肉が緊張状態になってしまいます。早めに修理に出すか、買い替えの検討をしてくださいね。

靴専門店などでは、シューフィッターなどがいる場合もあります。相談しながら、自分に合った一足を選ぶことが、体のゆがみを防ぐこと、ひいては目の調子も好調に保つ第一歩ですよ!


檜垣 暁子先生

カイロプラクティック理学士、応用理学士、日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。肩こり、腰痛など体の不調に悩む方たちへのきめ細やかなケアが評判。体に関する著書も多数。


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