【林修の今でしょ!講座】ピロリ菌の除菌方法と7つの検査法について

【林修の今でしょ!講座】ピロリ菌の除菌方法と7つの検査法について

【林修の今でしょ!講座】ピロリ菌の除菌方法と7つの検査法についての画像

2016年10月4日(火) に放送された「林修の今でしょ!講座」では、「米倉涼子率いる「ドクターX」軍団と学ぶ医療講座SP」が特集されておりました。

番組内で話題に上がっていたのが「ピロリ菌」についてで、ピロリ菌の実態、予防する食べ物などを紹介していました。

今回は「ピロリ菌の除菌方法と7つの検査法」と題し、ピロリ菌の検査方法から除菌方法まで医師に解説をしていただきました。
ピロリ菌
胃がんの原因の99%以上を占めるといわれる胃の中にすむ菌であり、日本人の約半数がこのピロリ菌に感染しているといわれています。
ピロリ菌による症状
人間の細胞ががん化しないようにしてくれる遺伝子を変異させてしまい、がんになりやすくしてしまうと考えられています。
ピロリ菌を減らす効果が期待できる食べ物

ブロッコリー
ブロッコリーやブロッコリースプラウトにはピロリ菌に対し制菌・殺菌効果がある、スルフォラファンが含まれています。特にブロッコリースプラウトは効果的といわれていますね。

キャベツなどのアブラナ科の野菜
ブロッコリー同様、スルフォラファンが含まれています。

お茶
緑茶に含まれるカテキンにも、ピロリ菌に対する抗菌効果があります。

ヨーグルト
市販されているヨーグルトにも、ピロリ菌を抑える効果のあるものがあります。
ピロリ菌を検査する7つの方法
血液検査(IgG抗体検査)
<内容>
ピロリ菌が体内に存在したことを示す抗体を血液検査で調べるものです。

<費用>
3,000円前後

尿中抗体測定
<内容>
尿検査を行って尿中のピロリ菌に対する抗体を調べるものです。

<費用>
3,000円前後

便中抗原測定
<内容>
便中にピロリ菌の抗原がないかを直接調べるものです。

<費用>
3,000円前後

尿素呼気試験法
<内容>
尿素を含んだ検査薬を服用し、呼気に含まれる二酸化炭素の量を測定することでピロリ菌の有無を調べるものです。

<費用>
6,000円くらい

迅速ウレアーゼ試験
<内容>
胃カメラで胃の粘膜を採取し、特殊な液で染めることでピロリ菌が陽性の場合はピンクに変色するというものです。

<費用>
胃カメラの費用に数千円追加することになる場合が多いです。

培養法
<内容>
胃カメラで胃の粘膜を採取し、それを体外で培養します。結果が出るまでに一週間程度かかることが多いです。

費用
胃カメラの費用に3,000円程度追加することになるかと思います。

組織鏡検法
<内容>
胃カメラで胃の粘膜を採取した後、染色してから顕微鏡でピロリ菌を見つける方法になります。

<費用>
この検査にかかる費用だけで12,000円くらい
自宅で出来るピロリ菌簡易検査キット
検査方法
市販のピロリ菌の簡易検査キットは、尿を所定の容器に入れて郵送し、検査結果が届くのを待つというシステムです。

検査キット費用
5,000円前後で販売されている場合が多いです。
ピロリ菌除菌方法

一次除去
一次除去では、PPIと呼ばれる種類の胃薬と、アモキシシリン、クラリスロマイシンと呼ばれる2種類の抗生物質を組み合わせた方法などが用いられることがあります。

二次除去
一次除去で効果が思わしくない場合は、クラリスロマイシンの代わりにメトロニダゾールを用いて、胃酸を抑える薬と、2種類の抗生物質を用いて治療されることが多いです。

除菌費用
一般的には保険適応で5~6,000円くらいです。
ピロリ菌除菌方法の副作用
副作用の原因は除菌に用いられる抗生物質であることが多く、以下の症状があらわれることがあります。

・おなかの痛み
・下痢
・軟便
・発疹
・頭痛
・発熱
医師からのアドバイス
ピロリ菌は胃がんの原因となるものです。胃潰瘍などがあって陽性の方は、食べ物で対応するのではなくしっかりお薬で除菌したほうが安心です。

(監修:Doctors Me 医師)

関連記事(外部サイト)