元AKB川栄李奈「ガマ腫」の疑い!? 顎がカエルのように膨らむ症状とは

元AKB川栄李奈「ガマ腫」の疑い!? 顎がカエルのように膨らむ症状とは

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2016年10月6日(木)に放送された「櫻井・有吉 THE夜会」にて、元AKBの川栄李奈さんが打ち明けた悩みがガマ腫ではないかといった内容が話題になりました。

「あごの下がカエルのように膨らむ」といった悩みの原因がわからないとのことで、番組内で病院へ検査へ行ったところ医師から「ガマ腫」の可能性があると診断されました。

精密な検査の結果「ガマ腫」ではなかったそうですが、この「ガマ腫」とは一体どのような症状なのか医師に解説していただきました。
ガマ腫とは
舌下線という唾液を分泌する唾液腺の一種で舌の真下に位置しているものがあり、 ガマ腫とはこの舌下線にできる、青色半透明の粘液性嚢胞です。

あごの下が膨らむまで大きくなることもあり、その病態・見た目がガマガエルの咽喉部分と似ていることから「ガマ腫」と名付けられました。
ガマ腫の症状
■舌の下、口腔底のあたりや、場合によっては下顎の外側までも脹れてきます

■初期は無症状が多く、大きくなるまで症状が出にくいです

■気づかないうちに噛んでしまい、一部が破れ、中の粘液がでてくることがあります

■粘液が溜まり・破れる、を繰り返すことがあります

■痛みがでることは少ないです
ガマ腫の原因

舌下線に何らかの損傷や炎症が生じることによって舌下線でつくられた唾液が周囲に漏れることで起きると考えられています。
ガマ腫を放置すると起こりうる危険性
ガマ腫は舌の下にできるので、あまりに大きくなりすぎると、舌の運動を障害してしまいます。

このため、食べ物が飲み込みにくい、しゃべりづらいといったことがおこり、呼吸困難、嚥下障害、言語障害などの症状があらわれ、日常生活に支障をきたします。
ガマ腫を発症しやすいタイプ
ガマ腫は10代〜30代までに多くみられ、女性に多く、発症率は男性の3倍と言われています。しかし原因やなりやすいタイプの方については不明です。
ガマ腫の検査方法
舌の下にできているものは、症状や所見でほとんどの場合、診断することが可能です。また、ガマ腫の部分を注射針で吸引し、実際に唾液が溜まっているかを確認して診断することもあります。

一般的に所見や吸引した内容物だけでは、その病変の広がりや、舌下線との位置関係がわからないため、MRIやCTをとり、範囲の確認をすることが多いです。

ガマ腫の治療方法

主に、開窓術、嚢胞全摘出術、OK-432嚢胞内注入療法があります。

開窓術
嚢胞を切開して唾液を排出し、嚢胞を開放した状態にしておく治療法です。この切開して開けた粘膜部分が口腔粘膜の一部となるように周りの口腔粘膜と縫い合わせておきます。

嚢胞全摘出術
開窓術では再発も多いため、繰り返す場合には舌下線全体を含めた嚢胞全摘出術を行います。この方法は舌下線自体を取り除くので、再発の心配はありません。

OK-432嚢胞内注入療法 
嚢胞を吸引し、代わりにOK-432と呼ばれる物質を注入していく方法です。OK-432とは、A群溶血性連鎖球菌をペニシリンで処置し、この菌の性質を残したまま治療用に応用させたもので、注入した局所に炎症反応を起こさせ治癒させるものです。

しかしペニシリンアレルギーをお持ちの方にはこの方法は適用できませんので、開窓術や嚢胞全摘術を行うことになります。
医師からのアドバイス
ガマ腫は悪性のものではありませんのでさほど心配はいりませんが、適切な治療を受けて日常生活に支障のないようにしたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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