乳がんの手術前はどのような流れなの?事前に受ける3つの検査を解説

乳がんの手術前はどのような流れなの?事前に受ける3つの検査を解説

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2016月10月12日(水)乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さんのブログでは、「手術前のこと」と言った記事が更新されておりました。

手術室の前で手術前に泣く女の子に自分の姿を重ねているようでしたが、乳がんの手術前はどのような流れとなるのでしょうか。

今回は「乳がん手術前に行うこと」について、医師に解説をしていただきました。
PET検査
がんの検査法の1つであり、検査薬を点滴で体内に入れて特殊な機械で撮影することによって全身の中からがん細胞を見つけることができるものです。
PET検査を乳がん手術前に受ける理由
病変部位以外の転移巣の有無の確認、ある場合はその位置を調べるためです。
PET検査の流れ
1:まず当日は5時間以上前から絶食し、水分も水または甘くないお茶のみ取るようにします。

2:FDGと呼ばれる薬剤を注射または経口で体内に入れ、FDGが全身にいきわたるまで30分から1時間程度安静を保ちます。

3:台の上に寝る形でPETの装置に入って30分前後撮影を行い、検査終了となります。

検査後は放射能が身体から出ていますので、妊婦さんや赤ちゃん、小さなお子さんとの接触を避け、尿中にFDGが排泄されますので排尿後はよく手を洗っておくようにします。
他に乳がん手術前に受ける検査

身体測定
身長・体重等を測定することによって、麻酔薬などの量を調節するのに役立てたり、極端に標準的な体格から離れている場合は、リスクが高くなったり特別な配慮を必要とすることがあります。

血液検査
血液検査は手術による出血に耐えられないような貧血などがないか、また、感染症の有無や、糖尿病などの有無、あるいは易感染性などがないかを調べるといった数多くの目的に用いられます。

今までにそこの医療機関で調べたことがなければ、輸血などに備えて血液型もチェックされることが多いです。
医師から受ける手術方法の説明で話されること
□手術の目的は何か

□どのような手術を行うか

□どのくらいの時間がかかることが予測されるか

□どのくらいのリスクを伴うか

□起こりうる合併症
手術前日に指示されること
◎前日の消灯後から絶飲食

◎入浴し、身体をきれいにしておく

◎翌日の手術を行う麻酔科の医師が術前回診に来ることがある
手術当日、手術を行う直前までの流れ
1:起床後、洗顔を済ませお化粧などはしない

2:時間が来たら術衣に着替え、髪の毛をまとめるなど準備をする

3:手術室の準備ができたら呼ばれ、手術室に向かう

手術前に氏名や血液型を書いた、取り違え防止バンドが手首に着けられることもあります。
医師からのアドバイス

手術は誰でも、はじめてでもそうでなくても非常に緊張する場面だと思います。あらかじめ、おおざっぱにでも流れが分かっていれば少しは安心できるのではないでしょうか。

(監修:Doctors Me 医師)

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