【ドクターG】腰痛からパーキンソン病発覚 原因を徹底解明する総合診療

【ドクターG】腰痛からパーキンソン病発覚 原因を徹底解明する総合診療

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10月12日(水)に放送された病名推理エンターテインメント番組「総合診療医ドクターG」では、謎の腰の痛みから意外な病気が発覚されておりました。

腰の痛みを訴える高齢女性の病名はなんとパーキンソン病であり、ときとして腰痛が症状としてあらわれることがあるそうです。

今回はこの番組のタイトルにもある「総合診療」と、腰痛による「パーキンソン病」について、医師に解説をしていただきました。
総合診療科とは

診断のついていない症状や健康上の問題を持つ患者さんに対して、原因臓器がどこかということに限定されず、心理的、社会的な側面を含めた、包括的な診療を行うものという考え方があります。

2013年からは、厚生労働省によって総合診療科を基本領域専門医として認定し、総合診療科は専門診療科となっています。
生坂政臣先生
20年以上前に日本においてはじめて、大学病院で総合診療科を立ち上げた先生で、現在も総合診療に関する啓蒙活動を活発に行われている先生です。
腰痛における圧迫骨折
腰椎圧迫骨折は、主に外傷、転倒や交通事故などによっておこることが多い、衝撃によって腰椎がつぶれてしまうタイプの骨折です。

高齢の方では特に、骨粗しょう症などで骨がもろくなることによっておこる場合があります。
最初の診断で例に上がった「多発性骨髄腫」とは

概要
血液の悪性腫瘍の一つで、腫瘍性形質細胞の異常増加を起こすものです。

症状
腰痛や貧血、だるさや免疫機能の低下などの症状が起こることがあります。腎障害なども起こります。

治療法
化学療法や放射線、また、合併症に対する治療も行われることがあります。
パーキンソン病とは

概要
神経変性疾患の一つで、ゆっくり進行することが多いとされています。40代以降に発症することが多いようです。

症状
手足の震えや、こわばり、動作がゆっくりになったり表情が乏しくなる、小刻み歩行などが特徴です。

治療法
不足しているドーパミンを補うようなお薬を使うなど、薬物療法がおもに行われています。
パーキンソン病が原因の腰痛の症例
パーキンソン病は日本では人口1,000人に1人、全国で10万人以上罹患している方がいるといわれますので、そのうち腰痛の症状が出ている方もいると考えられます。
その他にも腰痛の症状が出る注意すべき疾患
■椎間板ヘルニア

■脊柱管狭窄症

■腎炎や卵巣の炎症
医師からのアドバイス
どこの臓器、あるいは何の病気が原因であるかわからずに様々な科をたらいまわしにされてしまったりする例が時にありますので、そういった患者さんを包括的に診られる診療科の存在は重要ですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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