意外とあるある!? 死ぬかと思った目のアクシデント4選【眼科医解説】

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人生で「死ぬかと思った...。」と肝を冷やす瞬間、いくつかあるんじゃないでしょうか。

特に「目のアクシデント」は下手すれば失明につながる大変危険な事故なので、日常で合わないように注意したいものです。

そこで今回は「死ぬかと思った目の4つのアクシデント」の応急処置や、治療方法などを医師に解説していただきました。
エピソード1:「目にフォークがささる」

応急処置方法
黒目や白目を貫通している場合は無理に引き抜かずにそのまますぐに眼科を受診してください。
 
悪化した場合に考えられる目の疾患
黒目を貫通している場合、無理に引き抜くと目の中の水(房水)が流れ出てしまい、眼球が潰れてしまう、ばい菌が入って感染を起こしてしまうなどの危険があります。

また白目の場合は、網膜剥離などを起こす可能性があります。また黒目を貫通した場合は将来的に外傷性白内障を生じることもありますし、角膜の濁りが残り角膜移植などが必要なこともあります。

病院での治療内容
黒目の貫通の場合は角膜に穴が開いていますのでその穴を塞ぐ手術や感染予防の治療をします。 また将来的に白内障が生じれば白内障手術や人工レンズ挿入術が必要になります。

白目を貫通し網膜?離を起こした場合は 網膜?離の手術や感染予防の治療が必要になります。

危険性を医師の視点から解説
目に何か刺さった場合、最悪目が失明することもありますので、危険な行為は避けましょう。
エピソード2:「水虫の薬を目に入れる」

目に危ない成分
水虫のお薬は抗真菌薬で刺激が強いです。

応急処置方法
痛みがなくなるまでひたすら水道水で洗い流してください。30分以上洗い流す必要があることも多いです。入った段階でどの程度洗い流せたかで予後が左右されます。

病院での治療内容
必要があればさらに洗眼を行い、角膜に傷やびらんが出来ていれば角膜保護の点眼を、目に炎症が起こっていれば炎症を抑える点眼治療を行います。

悪化した場合に考えられる目の疾患
角膜に濁りや目の中の炎症(虹彩炎)などを起こすことがあります。

危険性を医師の視点から解説
目薬と間違いやすいお薬は他にも滴下型の便秘薬などもあります。日ごろから間違えないように気を付けてください。
エピソード3:「とうがらしで目をこする」

目に危ない成分
辛味成分カプサイシンは、目に入ると激しい痛みを引き起こします。

応急処置方法
水道水で洗い流してください。

病院での治療内容
角膜に傷があれば角膜保護の点眼を、結膜炎があれば抗生剤の点眼などで治療します。、

悪化した場合に考えられる目の疾患
刺激や痛みはありますがそれほど重篤な症状にはならないでしょう。

危険性を医師の視点から解説
刺激が強い食材ですので目に入らないように気を付けましょう。
エピソード4:「花火で目玉がゼリー状」

応急処置方法
火の粉や灰が入った場合はすぐに水道水で目を洗ってください。痛みや刺激がなくなるまで洗眼してみてください。瞼にやけどを負って入れば冷やしてください。

病院での治療内容
結膜炎や角膜の傷に対して点眼治療を行います。瞼の火傷には軟膏などで治療します。

悪化した場合に考えられる目の疾患
眼球火傷の場合、U度になると結膜の浮腫(ゼリー状)や角膜の表面がダメージを起こし、V度になると黒目や結膜が癒着を起こし眼球自体の癒着で目の動きが悪くなることがあります。

また瞼の火傷が重症だと 瞼の一部が欠損したり、瞼が外側を向いてしまったり、まつ毛がバラバラに生えてくるなど後遺症が残ることがあります。

危険性を医師の視点から解説
打ち上げ花火に限らずご家庭で行う手持ち花火でも、花火を覗いたら急に火がついて目を火傷したなど危険なこともあります。くれぐれも花火を楽しむ時は目にけがをしないように気を付けてください。
目のアクシデント事故BEST3
1位:角膜外傷
コンタクトのトラブル、黒目の異物、黒目をついて傷がついた、薬品が目に入ったなどが多いです。

2位:眼球打撲
スポーツの中でも球技(バトミントン、野球、テニスボールなど)中に起こることが多いです。眼窩吹き抜け骨折、網膜剥離、出血など重症になることもあります。

3位:結膜疾患
結膜炎、結膜下出血、結膜異物などで受診されます。

医師からのアドバイス
日ごろから気を付けていれば防げるものもあります。目の障害は失明にもつながりかねませんので、気を付けて目を守るようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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