毎日の便通の悩み…便秘と下痢を慢性的に繰り返してしまう原因は?

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ストレスも関係する「腸の不調」に悩まされる人は、現代に数多くいます。

中には「便秘と下痢を繰り返す」という症状もあり、慢性的に繰り返しているうちに「つらいけど、毎日のことで慣れてきた」という人もいるようです。

しかしこの症状、我慢さえしていれば放置していてもいいのでしょうか?

今回は「慢性的に便秘と下痢を繰り返す症状」の原因や対策について、医師に詳しく聞いてみました。
便秘と下痢を繰り返す原因は?
便秘と下痢を繰り返す症状には、いろいろな原因が考えられます。大きく分類すると、大腸の器質性のものと機能性のものに分けられます。

器質性の原因
器質性の原因とは、大腸などの疾患です。原則として、医師の治療を受ける必要があります。

・大腸がん
・潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性疾患

機能性の原因
機能性の原因とは病気によらず、生活習慣の改善によって解消が見込まれるものです。

・過敏性腸症候群など体質的なもの
・食生活の乱れ
・生理周期に伴うホルモンバランスの変化
まずは病院で検査を
便秘と下痢を慢性的に繰り返すようなケースでは、まず大腸に器質的な異常(治療が必要な病気など)がないかを調べることが必要になります。

大腸がん
大腸がんは、老若男女問わず発生することが知られていて、便通異常は見逃してはいけない重要な自覚症状のひとつです。

おかしいと思ったら病院で診察を受け、下部内視鏡(いわゆる大腸カメラ)などをはじめとした検査を受け、確認しましょう。

炎症性の腸疾患
潰瘍性大腸炎やクローン病などです。大腸がんと同様に、早期に発見して治療を開始することが重要な病気です。

過敏性腸症候群
機能性の便通異常である過敏性腸症候群と診断された場合、症状やタイプによっても異なりますが、整腸剤や腸の痛みなどを軽減する薬を用いることがあります。

ただし薬には相性があり、多くの場合、薬は補助的な目的です。大きな柱となるのは、やはり日常生活の改善です。
日常生活の改善をすること
検査の結果、大腸に明らかな異常がみられない、あるいは「機能性の便通異常」と判断された場合には、日常生活に注意払うことで、症状が軽減する場合があります。

1.食事を改善する
腸管に刺激を与えすぎないよう、辛い物、油物、食物繊維の摂りすぎを避けるようにしましょう。

2.ストレスケア
ストレスや過労が関与する場合も非常に多いといわれているので、ストレスケアや十分な休息を行うといったことも大切です。

3.運動をする
運動なども心身のバランスを整えるために役立つため、適度に行うことが大切です。
最後に医師から一言
便通の異常は、忙しい現代人には非常によく見られる不調のひとつです。
しかし「放置していたら実は重大な病気が隠れていた」というケースもあります。

まずは今までにない便通の変化が見られたら、消化器内科など専門医で受診し、検査を受けたうえで、医師のアドバイスに従って、食事療法、運動、ストレスの発散などを行いましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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