枕カバーはダニの大好物?アレルギー症状を防ぐ5つの対策法

枕カバーはダニの大好物?アレルギー症状を防ぐ5つの対策法

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ダニの好む季節がやってきました。中々死なない生命力の強いダニは、私たちのアレルギーの原因にもなるため、増殖させないよう、今から対策が必要ですね。

今回は、ダニが特に好み多く繁殖する枕を中心に、原因と対策を詳しく医師に解説していただきました。
ダニの種類と好む環境

ダニには多くの種類がいます。人を刺したり血を吸うものと、そうでないものがあります。

チリダニ
人の皮膚のかけら(フケ、垢)やホコリを食べて生きています。高温多湿を好みますが冬場でも生存可能です。カーペット、寝具、ソファー、ぬいぐるみなどに住み着いています。

コナダニ
食品(小麦粉、砂糖など何でも)や藁を好み、食品や畳の中にいます。

ツメダニ
他のダニを食べて生きているツメダニは、血を吸うわけではないのですが人を刺すことがあります。他のダニが増えるとツメダニも増えます。カーペットや畳におり、夏に増えます。

イエダニ
家の中ではなくネズミの巣などで増えるダニですが、数が多くなると移動してきて人の血を吸います。やはり夏に増殖します。

ヒゼンダニ
疥癬(かいせん)という病気のもとになるヒゼンダニというダニは、寝具やタオルの共有により人から人にうつります。感染力が強く、病院や介護福祉施設で問題になることがあります。

その他
ペットに寄生するマダニ・ニキビダニ・耳ダニなどもおり、一部は人間にも寄生します。マダニは肉眼でも見え、草むらや河川敷など屋外にいます。刺されるとライム病などの病気のもとになります。
ダニによるアレルギー症状
家の中にいる代表的なダニはチリダニ(ヒョウヒダニ)、コナダニという人を刺さないダニで、死骸や糞のかけらが粉状になり、呼吸とともに吸い込まれたり、鼻・目の粘膜にとりつき下記のような症状が出ます。

・アレルギー性結膜炎
・鼻炎
・喘息
・アトピー性皮膚炎

などを悪化させます。
枕にダニが多くなる原因

枕は汗やフケが多く付着し、ダニにとっては過ごしやすい環境です。
枕の素材によるダニ対策

有効な素材
・パイプ
・ビーズ

ホコリが生じにくく、垢やフケが溜まりにくい素材であれば、ダニにとっては生きにくいでしょう。

避けたい素材
・綿
・羽毛

羽毛やソバ殻はダニが繁殖しやすく、それ自体にアレルギーが起こる方もおられるのであまりおすすめしません。
5つのダニ対策

カーペットやマットレスには1平方メートル当たり1万匹のダニがいることもあるが、これを100匹程度まで減らせるとアレルギー症状が改善すると言われています。
(参考:厚労省)

防ダニシーツや寝具カバー
繊維の織り方や縫製の工夫により、寝具からダニの破片やホコリが出てこられないようにした製品です。

洗濯、乾燥
シーツ・パジャマも含めて寝床で使用するものを1〜2週間に1回、すべて同じ日に洗濯します。ダニは60度以上の温度になると死ぬので、60度以上の湯をかけるか、乾燥機を使用すると効果が高いです。

日干しする、紫外線を当てる
従来から行われてきた対策ですが、ダニは強力な生命力を持っており、普通の方法で干しただけでは移動するだけで死滅はしないとも言われています。しかし寝具の湿度を下げればダニの繁殖ペースは落ちます。

掃除機で吸う
ダニ自体を吸い込めるかというと疑問は残るのですが、死骸やフン・ほこりを吸い取る効果はあります。1平方メートル(シングル布団の一辺が1メートル)あたり20秒かけて掃除機をかけます。

掃除機のごみパックはこまめに変えるか、HEPAフィルター付きもしくはサイクロン式が理想的です。ちなみにダニの死骸やフンは、空気中を高く舞い飛ぶほど軽くはないので、空気清浄機はあまり意味がないと言えます。
最後に医師から一言
家の中にいる代表的なダニはチリダニ(ヒョウヒダニ)、コナダニという人を刺さないダニで、死骸や糞のかけらが粉状になり、呼吸とともに吸い込まれたり、鼻・目の粘膜にとりつき、アレルギー性結膜炎・鼻炎・喘息・アトピー性皮膚炎を悪化させます。

(監修:Doctors Me 医師)

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