【本わさびのスゴイ健康効果】がん抑制や花粉症対策としても注目

【本わさびのスゴイ健康効果】がん抑制や花粉症対策としても注目

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日本の食卓に古くから親しまれているわさびですが、西洋わさびと本わさびでは成分や効能が違うようです。

日頃、食事にメリハリをつけてくれる薬味として活躍する本わさびには、どのような健康効果が期待されているのでしょうか。

今回は、本わさびの健康効果について医師に詳しく解説していただきました。
本わさびと西洋わさび

わさびには日本原産の「本わさび」とヨーロッパ原産の「西洋わさび(ホースラディッシュ)」があります。両方とも根茎と呼ばれる部分をすりおろして食品に使用します。

本わさび
本わさびは水のきれいな沢や涼しい畑で育ちます。

本わさびの成分は西洋わさびには含まれていないか、非常に少ないとされています。

西洋わさび
西洋わさびは涼しい地域の畑で育ちます。

西洋わさびのほうが辛味が強く、育てるのも簡単なため、チューブわさびは西洋わさびから作られています。
本わさびの健康効果

わさびが持つ効能
日本では本わさびの持つ抗菌効果・防腐効果・生臭みを消す効果が利用され、薬品としても使用されてきました。

香りが食欲を増進し、唾液など消化液の分泌が活発になります。

そのため、刺身・寿司・そばなどの薬味として利用されています。

健康効果
本わさびには下記のような健康効果があります。

・抗酸化
・食欲増進
・血流改善
・解毒
・発がん抑制
・がん細胞転移抑制
・抗炎症
・糖尿病合併症予防
・花粉症緩和
・アトピー性皮膚炎改善

本わさびを調理するときの注意点
本わさびの成分は揮発しやすく、すりおろすと時間とともに失われます。どのような調理法でどの程度の量を取った時に人体に有効であるかは検討を重ねる必要があります。
わさびの副作用

食べ過ぎると味覚が麻痺したり、胃腸の粘膜をいためることがあります。

一日に5g程度なら問題ありませんが、チューブ一本程度(約40g)使い切るなどの極端な食べ過ぎは控えるほうがよいでしょう。

わさびが医学や製品開発に利用されている事例

医学での利用
西洋わさびに含まれるペルオキシダーゼという酵素は医学・生物学実験や医学検査に頻繁に使用されています。

製品開発での利用
わさびの性質を利用して、鼻の通りをよくするマスクやのど飴、化粧品、お弁当の食中毒を防ぐシートなどの製品が開発されています。
健康効果の高い本わさびの食べ方

本わさびの成分は細胞内に封じ込められており、目の細かいおろしがねですりおろすことで細胞を壊す必要があります。

サメの皮を張った、目の細かいおろしがねを使用すると効果的とされています。

最後に医師から一言

わさびは「山葵」と書き、葉が葵の形と似ています。

徳川家康が本わさびを献上された際、その味と、葉が葵の御紋に似ているということで大変気に入ったという逸話があります。

日本原産で古い歴史を持つ食材である本わさびの健康効果に今後も注目が集まるでしょう。

(監修:Doctors Me 医師)