ママも子どもも喜ぶ!初心者でも簡単にできるパパ料理レシピ4選

ママも子どもも喜ぶ!初心者でも簡単にできるパパ料理レシピ4選

@DIME アットダイム

今、「男の料理」に注目が集まっているが、それを超える「パパ料理」なるものが存在するのをご存知だろうか。男の料理との決定的な違いと、パパ料理の魅力、簡単なおすすめパパ料理レシピを、パパ料理研究家に聞いてみた。パパは必見の内容だ!

■男の料理とは一味違う?「パパ料理」とは?

男の料理といえば、ざっくばらんに作るものから、材料からこだわって選び、手間暇かけて作るものまで、幅広い。男性ならではの力強さとこだわりがある料理だ。

そんな男の料理とはまた違う角度から作る料理が、「パパ料理」である。文字通り、パパが作るものだが、果たしてどのような意味があるのだろうか? 男の料理との主な違いを、パパ料理研究家の滝村雅晴さんはこう語る。

「男の料理は、自分の腹が減り、自分のために作る趣味料理。一方、パパ料理は、妻や子どものお腹が減ったことに気付いて作るお父さんの家庭料理。料理の技術やテクニックは問わず、家族のために作るもの。つまり、男の料理は『自分軸』、パパ料理は『家族軸』という違いがあります。

また、料理のTPO(時と場所と場合)を意識して作るのもパパ料理の大切な視点です。例えば料理には、一人で作って食べる自炊料理、趣味としての料理、記念日などに作るイベント料理、家族のための家庭料理、そして、病気や介護のときにつくる介護料理などがありますよね。このように、その時の相手の状況やシチュエーションに応じて作る視点がポイントです」

■料理初心者パパでも簡単!パパ料理レシピ4つ

家族のために、普段の生活やイベントごとなどの状況に合わせて作るパパ料理。世の中のパパは、きっと興味を持ったことだろう。そこで、よくある3つのシチュエーションに合ったパパ料理を4つ、滝村さんに教えてもらった。
いずれも、料理初心者のパパでも簡単に作ることができるので、ぜひ挑戦してみよう。

■ママと子どもの健康を気遣うパパ料理レシピ

「中華風だし醤油ドレッシングで食べる豆腐サラダ」

材料(1人分):
きゅうり(1本)
トマト(1個)
サニーレタス(2枚)
木綿豆腐(1/2丁)

[A]
だし醤油(大さじ1)
(醤油でも可。今回は鎌田醤油のだし醤油を使用)
酢(大さじ1)
ごま油(大さじ1)
はちみつ(小さじ1)
白ごま(小さじ1)
玉ねぎすりおろし(少々)

作り方:
1.Aを合わせてドレッシングを作る。
2.レタスは手でちぎる。トマトはくし型切り、きゅうりは乱切り、木綿豆腐は小さい立方体に切る(奴に切る)。
3.2を皿に盛り付け、食べる直前に1で作ったドレッシングをかける。

●ポイント
「ドレッシングは買うものではなく、作れるもの。好みのドレッシングを少量作って使い切るのが、料理上手というものです。醤油、酢、ごま油の同量に、はちみつを加えて甘みをつけるのがポイント。これ1つでどんなサラダにも合うドレッシングが簡単にできますよ。ドレッシングレシピを覚えるだけで、サラダ好きに!

また、“アト辛おとな味”として、ドレッシングに粗挽きこしょうを入れるのもおすすめです。お子さんがいる方は、ドレッシングを和えるときが、“子手伝い”をさせるチャンスですよ」

■時間がない!それでも家族に料理をふるまいたいときのパパ料理レシピ

「だし醤油かけたまかけごはん」

材料(1人分):
ご飯(どんぶり1杯)
卵(1個)
だし醤油(少々)
(今回は鎌田醤油のだし醤油を使用)
刻みのり(少々)

作り方:
溶き卵に、だし醤油を入れて混ぜる。あつあつごはんにかけ、刻んだのりをかけたらできあがり。

「だし醤油かけじゃこおかかごはん」

材料(1人分):
ご飯(どんぶり1杯)
ちりめんじゃこ(お好みで)
かつお節(お好みで)
だし醤油(少々)

作り方:
あつあつごはんの上に、ちりめんじゃこ、かつお節をかけ、だし醤油少々をかけたらできあがり。

●ポイント
「だし醤油とは、だしの入った醤油のこと。一つあるだけで、いつもの卵かけごはんや、おかかごはんが料亭風の味になります。特に、炊きたてごはんにかければうまいこと間違いなし!

育ちざかりの子どもには、お菓子などのおやつではなく、しっかり4食目を食べさせるのが良いと思っています。おにぎり1つ、だし醤油ごはん1杯なら作るのも簡単ですよ。子どものお腹が減ったことに気付いて、当たり前のようにパパっと作ってあげられれば、まさにそれはパパ料理!

また、時間がない朝、親が寝坊した朝など、ごはんだけは食べたいときも、これらのごはんなら朝から元気が出ること間違いなしです」

■ママに休んでもらいたい日に!ちょっと背伸びのパパ料理レシピ

「チキンバターサルビア」

材料(1人分):
鶏もも肉(1枚)
塩(少々)
粗挽きこしょう(少々)
バター(大さじ1.5+1)
オリーブオイル(大さじ1)
白ワイン(40cc)
ローズマリー(2茎)
サルビア(セージ)(6茎)

作り方:
1.鶏もも肉の皮に、包丁の先で穴をあけ、身は切って筋を入れる。皮と身の両方に塩、粗ひきこしょうをかけてすり込む。
2.フライパンにバター(大さじ1.5)とオリーブオイルを入れて火にかけ、溶けて熱くなったら、1の肉の皮面を下に、強めの中火できつね色に焼き色がつくまで炒める。
3.肉をひっくり返し、ローズマリーを入れ、白ワインをかけて蓋をし、弱めの中火で5分ほど蒸し焼きにする。
4.3の肉を取り出し、皿に盛り付ける。フライパンを洗わずにそのまま、バター(大さじ1)とセージを加えて焦がさないように炒める。皿に盛りつけた肉に、このバターソースをかけ、セージ、ローズマリーを盛り付けてできあがり。

「ママ(妻)を喜ばせるご馳走料理のポイントは“香り”。ハーブを使うと効果的です。ハーブは、ローズマリーとサルビア(セージ)を使用。ハーブを少し加えるだけで、鶏肉の風味が一段階アップします。その他の味付けは、塩、粗挽きこしょう、バター、白ワインだけでシンプルにしています。

見た目も料理名も、ご馳走感いっぱいですが、メイン食材の鶏もも肉はお手頃価格なので作りやすいですよ。ワインも準備して、日ごろのママ(妻)の家事などに感謝をして、乾杯してはいかがでしょうか」

この4つのパパ料理レシピを、ぜひ日々の生活の中でシチュエーションに応じて使い分けてほしい。

そして滝村さんは、最後に“忘れてはいけないこと”として、「後片付け」を挙げていた。「食後のキッチンが綺麗になり、ゴミの分別、ゴミ捨てまでを完璧に終えるところまでがパパ料理」だそうだ。ぜひパパ料理を最後まで楽しみながらトライしてみよう!

(取材協力)
滝村 雅晴さん
パパ料理研究家。株式会社ビストロパパ代表取締役。ヨンナナフィッシュ株式会社 代表取締役。日本パパ料理協会 会長飯士。農林水産省食育推進会議 専門委員。大正大学客員教授。
パパ料理・親子料理で、家族の食育・共食と健康作り、ワークライフバランスを広める、日本で唯一の料理研究家。老舗醤油製造の鎌田醤油にだし醤油を使ったレシピを提供するなど、精力的にパパ料理を広めている。
ブログ「ビストロパパ 〜パパ料理のススメ〜」http://www.bistropapa.jp/blog/

取材・文/石原亜香利

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