ごはんが止まらない!おいしい新米が食べられる八代目儀兵衛とパナソニックのコラボ『食べ比べ亭』

ごはんが止まらない!おいしい新米が食べられる八代目儀兵衛とパナソニックのコラボ『食べ比べ亭』

@DIME アットダイム

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆同じ米が炊飯器によってこんなにも味が変わる!?食べ比べ体験で実感

 パナソニックの新旧炊飯器で炊いたごはんの食べ比べができる期間限定店舗「食べ比べ亭」が、昨年に続き、銀座の米料亭「八代目儀兵衛」で10月9日まで開催されている。

 食べ比べ亭で使用される炊飯器は、2016年6月発売の新製品「パナソニック IHジャー炊飯器 Wおどり炊き SR-SPX6シリーズ」と、おどり機能非搭載の2011年発売のSR-SX101。昨年と同様、有料のランチメニューをオーダーすると無料で食べ比べ体験ができる。まずはタブレットで銀シャリの楽しみ方の情報を確認してから、新旧炊飯器で炊いたごはんを実食。

 ふたを取った瞬間、立ちあがる香りがまず違う。おどり炊きの方は一粒、一粒がぴんと立っているが、非搭載機種は粒同士がつぶれてくっついている。さらに口に含むと、誰もがわかるというぐらい味の違いは歴然。甘みがまったく違っており、おどり炊きの方は粒が立っているのでつるんとした食感だが、非搭載機はぺちゃとした潰れた食感になってしまっている。同じ米を使っているとは思えないほどの違いだ。昨年の食べ比べよりも、味や食感の違いがさらに際立っていると感じた。

 味の違いは新製品のおどり炊きがさらに進化したことによる。大きな特徴は、炊飯中の水分量に合わせた圧力コントロールを採用したこと。

 炊飯は各工程を経ると水分が次第に蒸発して水分量が減る。水分量が少ないときにおどらせてしまうと、米同士がぶつかって表面がつぶれてしまうという課題があった。新製品は圧力コントロールを駆使することで、従来は行えなかった、だんだん水分が少なくなる沸騰の後半にもおどりをさせることができるようになった。

 圧力コントロールを行うことで、水分量が多いときには強く、水分量が少ないときにはゆっくりと、おどりの調整もできるようになったため、ふっくらと表面を潰すことなく炊き上げることができる。水分量が少ないときにふんわりと立ち上げるようなおどりをすることで、米と米の間にすき間を作り、すき間にスチームをしっかり入れることができ、そのためスチームの効果であるハリ感もアップ。圧力コントロールの機能でハリ感と甘みが増したごはんが実現した。

◆八代目儀兵衛が提供する“ごはんが止まらない”究極の御膳

「八代目儀兵衛」は、全国のおいしいお米を厳選し、インターネットで販売を行っている。また京都・祇園と東京・銀座に米料亭として店舗を構え、ごはんを主役とした和食を提供している。今年の食べ比べ亭のオリジナルランチメニューについて、八代目儀兵衛 代表の橋本 隆志さんに聞いた。

「銀座店は本来、土鍋釜という一番おいしい形でごはんを提供している店舗だが、昨年パナソニックさんから、新しく開発したWおどり炊きという炊飯器で炊いたごはんをお店でプロモーションできないかという話をいただいた。おいしいお米をみなさんに届けたいという思いで土鍋を使っていたので、果たして炊飯器でできるのだろうかといろいろと思案したが、実際に炊飯器をお借りして炊いたところ、すばらしくおいしいごはんになったので、昨年6月に食べ比べ亭という形でコラボさせていただいた。

 今年は2回目となるが、今年の開催は9月〜10月の3週間。この時期は1年に1回の新米の時期でもあり、新米のおいしさを十分に味わっていただけると思う。1週目は京都・丹後産のこしひかり、2週目は石川県奥能登の珠洲地域のこしひかり、3週目は北海道のゆめぴりかを予定している。

 昨年のイベントよりパワーアップした、各銘柄米の生産地のご当地御膳を八代目儀兵衛で新しく開発。さらにごはんがいつまでも食べ止まないという、全国のごはんに合うお供を使ったお供おどり御膳を数量限定なしで提供する。

 米の出来は天候次第で大きく変わるが、今年は夏場に雨が少なく、9月に入ってから台風が立て続けに来ているという農作物には厳しいシーズンだった。今回のイベントのためにサンプルをなんとか調達し、ようやく一昨日に納得できる米が入荷した。(今回の試食で用意された)京都のこしひかりは、丹後半島の中でも希少価値の高い大宮町、峰山町の2か所から厳選。米が甘く、Wおどり炊きで炊くと新米のおいしさがより伝わる」

今回のコラボメニューの開発について、橋本代表の実弟で料理長の橋本 晃治さんはこう話す。

「御膳を開発するうえで3つの点を意識している。まずはファーストインプレッション、第一印象の大切さ。次にうちはおかずではなくごはんがメインなので、ごはんをいろいろな方法で楽しんでもらいたいという提案。そして〆を作るということ。京都御膳は卵ごはん、石川御膳と北海道御膳はお茶漬けで〆ができる。(試食で出された北海道御膳は)醤油はお造り醤油と卵黄醤油の2種類を用意した。卵黄醤油で具材をからめて丼にしたり、最後はお茶だしでお茶漬けにするといった、いろいろな方法でごはんを楽しんでいただけたらうれしい」

○第1週(〜9月25日)
「京都府産こしひかりと名残鱧のすき焼き御膳」(税込1720円・1日限定30食)
 八代目儀兵衛流の鱧を使ったすき焼き御膳。〆は鱧のだし汁と卵で、卵かけごはんとして楽しめる。

◎好評のうちに終了

 

○第2週(9月26日〜10月2日)
「石川県産こしひかりと鯵の三色御膳」(税込1720円・1日限定30食)

 石川県産の鯵を三種類の食べ方で楽しめるメニュー。まずはお造りで楽しみ、続いて石川の郷土料理のなめろうとして、最後は〆でお茶漬けとして味わえる。

○第3週(10月3日〜9日)
「北海道産ゆめぴりかと海の幸御膳」(税込1720円・1日限定30食)

北海道の新鮮な海の幸をたっぷりと詰め込んだ御膳。海鮮丼や海鮮茶漬けとしても楽しめる。

○通期(〜10月9日)
「儀兵衛の全国お供おどり御膳」(税込1720円・食数制限なし)

新米に合うごはんのお供を全国各地から取り寄せて、ごはんが止まらない究極の御膳に。毎日提供されており、食数の制限もないのでごはんを楽しみたいという人はぜひ。

【AJの試食】ごはんが止まらない……!!

 今回試食させていただいたのは、「北海道産ゆめぴりかと海の幸御膳」。ただし、取材当日は北海道のゆめぴりかは新米がまだ収穫されていないとのことで、本来はゆめぴりかでの御膳になるが、今回は京都の丹後産こしひかりで。お品書きがついており、おすすめの食べ方が書かれている。

 まずは一口、銀シャリのままで、次に「あか海老」「蟹」「いか」をごはんにのせて、好みで黄身醤油をかけて海鮮丼で、とある。おすすめの通りまずは銀シャリを一口。写真ではわかりにくいかもしれないが、米粒がつやつやとしていて一粒、一粒が立っている。とにかくごはんが甘くておいしいのだ。

 一口どころか銀シャリだけで茶碗のほとんどがなくなってしまい、海老やイカはお造りのままが好きなので、ごはん、海老、ごはん、イカで1杯目が終了。あまりに足らないので2杯目は大盛りでおかわりをお願いする。待っている間に蟹をいただく。おかわりが来た。

 いくら、ほたて、長いも、おくら、みょうが(上記画像中央)の半分程度をごはんにのせて、好みで黄身醤油をかけて海鮮丼で、とあったので、横にあった鮭のほぐしと薬味の三つ葉をちょいとのせて海鮮丼に。いくらとほたてのうまみと、長いものシャキシャキ感、それに黄身醤油のまろやかが加わり、もうだめだ、ごはんが止まらない!!

 海鮮丼で2杯目が終了し、〆のお茶漬けも試さなければと3杯目を注文。お茶漬けはあっさりめが好きなので、あられ、三つ葉、ばら海苔の薬味と、塩吹き昆布でだし汁をかけて。海鮮系おかずをのせて海鮮お茶漬けにしてもおいしそう。お茶漬けなのでさらっと入ってしまいあっという間に3杯目も終了。

 ……〆を食べたのにまだ足りない。心情を察してくださったのか、スタッフの方が「おかわりいかがです?」と声をかけてくれたが、撮影もしなくちゃいけないし、お膳の上のおかずは何ひとつ残っていないし……と腹八分目だがここで終了。昨年の食べ比べ亭では4杯食べたから、あと1杯食べておけばよかったかなとちょっぴり後悔。

「Wおどり炊き」は銘柄の特性を活かし炊き分けできる「銘柄炊き分けコンシェルジュ」機能が付いている。新製品では2016年秋に5銘柄を追加し全46銘柄に対応。石川産こしひかりと、北海道産ゆめぴりかも食べ比べ亭でぜひ味わってみたい。

文/阿部 純子

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

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