意外と知らないスパークリングワインとシャンパーニュの違い

意外と知らないスパークリングワインとシャンパーニュの違い

@DIME アットダイム

 正しいシャンパーニュの定義について説明できる方はどれくらいいるだろうか。じつは、フランス人は「シャンパーニュ」という言い方に誇りを持っている人も多い。シャンパーニュは、多くのルールに基づいて作られたシャンパーニュ地方産の発泡性ワインのことを指す。原料となるブドウ品種は主要3品種を含み全部で7種類で、栽培方法、仕立て(枝の張らせ方)まで規定があり、収穫は手摘みのみ。畑の広さに対しての収量制限や、収穫したブドウから絞っていい量も決まっている。

 さらに、シャンパーニュはアルコール発酵させたベースワインに酵母と糖分を入れて瓶に詰め、いわゆる瓶内二次発酵をさせていくわけだが、ノン・ヴィンテージでも15ヶ月以上寝かせないと出荷できない。これらを全てクリアしてからようやくシャンパーニュだと認められるという。

 では、シャンパーニュはなぜ高いのか? 極端に言うと、スパークリングワインは絞って濃縮した果汁を輸入して水でうすめてガスを入れればできてしまうもの。もちろん、真面目に造っているところも多いのだが、シャンパーニュは規定が厳しいうえに長く寝かす必要があり、作るのがとても大変だ。

 あとは、畑の地価が高く、ぶどう自体が高くなるという事情もあるし、そもそもシャンパーニュはブランディングされていて高く売れるから高い、というのもある。1本10万、20万するものでも、物によっては原価はそんなにかかっておらず、価格戦略のような側面のものもある。高くても売れる、高いほうがよさそう、みたいな印象もあるが、実際に、安くても美味しいシャンパーニュはたくさんあるのだ。

 シャンパーニュ地方はパリから約140km、日本で言うと東京から那須高原や伊香保温泉ぐらいの距離感。パリの東駅からTGVに乗ってビューンと行くと最短45分でチケットもわずか15ユーロ程と、滅茶苦茶アクセスがラク。例えば日本で約3500円のシャンパーニュが、現地では15ユーロみたいな、お宝があるという。

 

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