入居者が選ぶマンション管理会社の満足度ランキング

入居者が選ぶマンション管理会社の満足度ランキング

@DIME アットダイム

分譲マンションの場合、建物の管理状態は資産価値を左右する重要な要素のひとつ。とはいえ、大規模修繕工事の際の予算や工事者選びなど、一般入居者にとっては困難な問題も多い。そこで求められるのが、頼るへきパートナーとしての管理会社の存在だ。

不動産ビッグデータでビジネス展開するスタイルアクトは、マンション入居者に対して行なった管理満足度調査の結果を公表した。これは同社運営サイト「住まいサーフィン」会員のうち、マンション購入済みの入居者などに対して実施したもので、本調査は2009年から数えて8年目となる。

●全体ランキング

全体総合満足度1位は、野村不動産パートナーズ(71.7ポイント)。次いで、住友不動産建物サービス(69.6ポイント)、三井不動産レジデンシャルサービス(69.4ポイント)となった。野村不動産パートナーズと三井不動産レジデンシャルサービスは、総合力で評価され、(5)全体満足度と(6)推奨度の得点が高く上位にランクインした。住友不動産建物サービスは、管理人や管理会社そのものに対する個別評価など個別の項目で評価を受けている。全体の順位の中で、昨年と比べ相対的に位置づけが上がったのは、東京建物アメニティサポート、ライフポート西洋、大成有楽不動産の3社。

●10万戸未満の管理会社のランキング

管理戸数10万戸未満の企業のランキング1位は、伊藤忠アーバンコミュニティ。2位は東京建物アメニティサポート、3位はライフポート西洋となった。伊藤忠アーバンコミュニティは、10万戸未満の管理会社のみのランキングで3年連続1位。なお、伊藤忠アーバンコミュニティは、管理組合の理事のみを対象にしたランキングでも1位となっている。

●居住者が管理会社に求めること

居住者が管理会社に何を求めているかを確認したところ、理事経験者、未経験者ともに上位は同じで、「フロント担当者の優秀さ(経験者29%、未経験者16%)」、「最低限の業務遂行(経験者13%、未経験者16%)」、「管理サービスのラインナップ(経験者12%、未経験者12%)」、「サービスの質(その分費用が高くてもいい)(経験者11%、未経験者12%)」の4項目だった。理事経験者と未経験者で数値に最も差があったのは、「フロントスタッフの優秀さ」という項目で、理事経験者の数値が他項目に比べ突出している。他に差があった項目は「最低限の業務遂行」、「管理費が安い(経験者5%、未経験者8%)」、「大手管理会社(経験者5%、未経験者9%)」の3項目。これらはいずれも理事未経験者の数値が高くなった。未経験者は表面的な要素で判断するため、経験者に比べコストやブランド力を注視する割合が高いといえる。

ただし、コストに関しては、理事経験者も未経験者も「管理費が安い(経験者5%、未経験者8%)」より、「サービスの質(その分費用が高くてもいい)(経験者11%、未経験者12%)」の回答率が高いため、管理にかかる費用と質を比べると、質のほうが重視されていることがわかる。

文/編集部

 

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