知っておきたいお墓や仏壇のお供えの基本「五供」とは?

知っておきたいお墓や仏壇のお供えの基本「五供」とは?

@DIME アットダイム

インターワイヤードが行なった調査(※)によると、「実家のお墓参りに行く人」は67.4%で、「家族で行く」が85.1%だった。お供え物としては「故人が好きだったもの」として、タバコやワイン、なかにはメロンパンという回答も。メモリアルアートの大野屋では、仏事のマナーや季節行事のしきたりに関する相談に応じているが、今回は、そんな「知っておきたいお墓や仏壇のお供えマナー」をピックアップしてみた。
※2016年6月7日〜6月24日にかけて実施。DIMSDRIVEモニター4141人から回答を得た。

■お供えは香・花・灯燭・浄水・飲食の「五供(ごく)」が基本

宗派によって多少違いはある中、供養の際はお墓や仏壇に花を手向け、香を焚き、お供え物をすることが一般的だが、お供えは「香」「花」「灯燭(とうしょく)」「浄水」「飲食(おんじき)」の5つからなる「五供(ごく)」が基本とされている。

〜「香」〜
「香」とは、線香のこと。線香の火は息で吹き消すことはせず、手であおいで消すようにする。これは、口から直接息を吹きかけるのは不浄とされているから。

〜「花」〜
仏前に手向ける花は、宗派によって常緑の樒や、生花を用いるのが基本。以下のような花は供花には不向きとされているので選ぶ際に注意。
・トゲのある花
・毒性のある花
・香り(悪臭)の強い花
・ツルに咲く花

〜「灯燭(とうしょく)」〜
灯燭(とうしょく)とは、ろうそくに火を灯すことを指す。ろうそくは、仏壇の明かりとしてだけではなく、その明かりには暗い煩悩を捨て去り明るい悟りに至ることを讃える意味がある。また、火を消すときは、線香同様口で吹き消さずに手で仰いで消すのがマナー。

〜「浄水」〜
浄水(じょうすい)とは、お墓や仏壇に水やお茶を供えること。仏様に水やお茶や供えるという意味だけでなく、この行為により自分たちの心も浄化されるという意味もある。宗派によってはお茶や水を供えない場合もあるが、お茶を供える場合は一番茶を供える。

〜「飲食(おんじき)」〜
飲食(おんじき)とは、仏前にご飯を供えることを指し「仏飯」と呼ぶ。お墓では菓子や果物などを供えることが一般だが、仏壇には基本的に家族が食べる主食を供え、朝と夜に自分達が食べる前に仏飯器に盛り付け供えるが、お彼岸や命日など特別な日には、故人の好物や心を込めて作ったお料理を供えることもよい。ただし、下記のようなものは不向きとされているので控えるようにする。
・生ぐさものと呼ばれる肉類、魚介類など
・においのきついもの

文/編集部

 

 

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