知ってた?生産国ごとに異なるコーヒー豆の評価方法

知ってた?生産国ごとに異なるコーヒー豆の評価方法

@DIME アットダイム

 おいしいコーヒーを飲むためには、コーヒーの基本的な知識を持つことが大切だ。ご存知のとおり、コーヒー豆にはさまざまな産地や品種があり、それぞれ特徴がある。コーヒー通販会社のブルックスでは、同社が運営するコーヒー等に関する情報満載の「BROOK’S OFFICIAL BLOG」において、おいしいコーヒーを味わうための基礎知識を展開しているが、ここではおいしい豆選びに欠かせない豆のグレード評価に注目している。豆のグレードはコーヒーの銘柄に表示がされていることが多いので、覚えておくと便利な情報が満載だ。今回はその一部を紹介したい。

■コーヒー豆の評価方法は生産国ごとに違う!?

 コーヒー豆の評価の仕方が、生産国ごとに違うというのは本当。また、生産国によってグレードの表記の仕方にも違いがあるが、アルファベットや数字が並んでいるので、一見しただけでは、おそらく何のことだかわからない。「グレード」はそれぞれの生産国が決めたある一定のクオリティーを評価するものだ。まずはコーヒー豆のグレード評価の方法について覚えておきたい。

◎コーヒー豆のグレード評価の方法は、具体的には次の3つ。

1.産地の標高
2.生豆の粒の大きさ
3.精製方法(度合)

 多くの生産国では、この3つのどれかでグレード評価をしている。

◎「産地の標高」でグレード評価している生産国は?

「グアテマラ SHB」とか「コスタリカ GHB」というような銘柄の表記を見かけたことはないだろうか。例えば、「産地の標高」に注目してみると、グアテマラとコスタリカは両国ともに産地の標高で豆を分類、格付けしていることがわかる。一般的にコーヒー豆は、生育された標高が高いほど、酸味が強く、香りが良いといわれる。高地ならではの昼夜の寒暖差によって、コーヒーの実が締まり、ゆっくりと時間をかけて熟していくためなのだ。良質で特色が際立つからこそ、格付けも高く、価格も高くなる。

 グアテマラでは、最高級グレードの豆は標高4500〜5000フィート(約1350〜1500m)で収穫されたものと決められており、SHB(ストリクトリー・ハードビーン)と呼ばれる。コスタリカは、3900〜5400フィート(約1170〜1620m)で収穫されたものと決められており、同じくSHB(ストリクトリー・ハードビーン)と呼ばれる。

◎「生豆の粒の大きさ」でグレード評価している生産国は?

「タンザニア AA」や「コロンビア スプレモ」といった銘柄の表記を見かけたことはないだろうか。これは、「生豆の粒の大きさ」を基準に品質を認定しているコーヒー豆のグレード評価。タンザニア、ケニア、コロンビアなどでは、豆の大きさを「スクリーン」という単位で表し、大粒の豆ほど高品質とされ、7段階程度に分類してグレード分けをしている。例えばタンザニアでは、「AA」と格付けされたスクリーン18以上の豆を上位に、ケニアでも「AA」と格付けされたスクリーン17〜18の豆が上位にランク付けされている。コロンビアでは「スプレモ」と呼ばれるスクリーン17〜18の豆や「エキセルソ(EX)」と呼ばれるスクリーン15〜17の豆がある。

◎「精製方法(度合)」でグレード評価している生産国は?

「精製方法(度合)」を基準に、品質を認定している国としては、ブラジルがあげられる。混入品(欠点豆)を種類と個数で点数に加算し、そのトータルで品質をランク付けしている。ところが、No.2からNo.8のランクはあるものの、No.1というグレードが存在しない。実はNo.1という規格自体は存在するのだが、コーヒーは農作物なので、現実には判定する際の300g中に一切の欠点豆がないということはないのだという。そのため、No.2からしか確認できないのだ。

 おいしいコーヒーを味わうためにも覚えておいて損はなさそうだ。

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