第一三共×エーザイ 医療現場を支える医薬品メーカー大手を比較【ライバル企業の生涯給与】

第一三共×エーザイ 医療現場を支える医薬品メーカー大手を比較【ライバル企業の生涯給与】

ワクチン接種は進むが…(C)日刊ゲンダイ

【ライバル企業の生涯給与】

 新型コロナの感染は拡大するばかりです。変異株の猛威は首都圏にもおよび、この先、どこまで感染が広がるか不安な状況です。

 医療現場は逼迫し、再び医療崩壊も叫ばれ始めています。今回は新型コロナに限らず、医療を支える医薬品の大手メーカーである「第一三共」と「エーザイ」の社員待遇を比較してみます。

 第一三共は、2005年に三共と第一製薬が経営統合して発足しました。国内製薬大手5社の一角で、循環器と感染症薬に強みを持っています。英アストラゼネカと提携し、がん領域の開拓にも熱心に取り組みます。

 エーザイは今年創業80年となる歴史ある会社です。コーポレートスローガンは「ヒューマン・ヘルスケア」。頭文字「hhc」のロゴはナイチンゲールの直筆サインを採用しているといいます。神経系、消化器系に強く、認知症薬や抗潰瘍薬も世界展開しています。

 業績はどうでしょうか。20年3月期(連結)で比較してみます。売上高は第一三共が9818億円、エーザイが6956億円です。営業利益は1388億円と1255億円、純利益は1291億円と1218億円です。

 有価証券報告書によると、社員の平均年収は第一三共が1126万6000円、エーザイが1037万円となっています。大卒の初任給は第一三共23万円、エーザイ34万6300円とエーザイが上回っています。

 生涯給与はこうです。

▽第一三共…3億9081万円
▽エーザイ…3億7781万円

 両社とも4億円に迫る高額となっています。両社の社員がこの収入に応じた平均的な支出を続けた場合、65歳時の推定資産(貯蓄可能額)は第一三共が1億2721万円、エーザイは1億1591万円。85歳時は1億1547万円、1億985万円です。どちらも1億円を超す資産額。安定した老後が待っていそうです。

(データ提供=Milize)

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