ツクイとユニマットリタイアメント 高齢化社会支える介護関連大手2社を比較

ツクイとユニマットリタイアメント 高齢化社会支える介護関連大手2社を比較

ツクイとユニマットリタイアメント(C)日刊ゲンダイ

【ライバル企業の生涯給与】

 人生100年時代といわれるなか、重要な役割を担っているのが介護関連です。老人ホームやデイサービスなど高齢化社会を支えている企業は数多くあります。今回は、介護関連の「ツクイ」と「ユニマットリタイアメント・コミュニティ」の社員待遇を比較してみます。

 ツクイは神奈川県横浜市に本社があります。デイサービスや在宅介護を基盤に、有料老人ホーム、人材派遣などを展開しています。設立は1969年。スタートは土木事業で、社名は津久井土木でした。83年に創業者が「介護の大変さを知り、介護の仕事で世の中の役に立ちたい」と福祉事業部を新設し、介護事業へ進出しました。92年に訪問介護、98年にデイサービスを開始しています。99年に現社名へ変更しました。2004年ジャスダックに上場、12年3月に東証1部に昇格しています。

 ユニマットリタイアメント・コミュニティは東京都港区に本社を置きます。高齢者複合介護施設「そよ風」を全国で展開。オフィスコーヒーサービスや、リゾート事業、不動産事業などを運営するユニマットグループの一社です。「そよ風」は全国33都道府県、296拠点となっています(19年6月末)。

 両社の業績はどうでしょうか。20年3月期(単体)で比較してみます。ツクイの売上高は830億円、ユニマットは502億円です。経常利益は36億円と29億円、純利益は18億円と1・3億円となっています。

 有価証券報告書によると、社員の平均年収はツクイが409万8000円、ユニマットが424万6000円です。生涯給与はこうなります。

▽ツクイ…1億4442万円

▽ユニマットリタイアメント・コミュニティ…1億4788万円

 両社の社員がこの収入に応じた平均的な支出を続けた場合、65歳時の推定資産(貯蓄可能額)はツクイが5464万円、ユニマットは5359万円です。85歳時は4315万円と4318万円となります。どちらも安定した老後が待っていそうです。

(データ提供=Milize)

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