コロナ第2波“空気感染”警戒…LEDを使った殺菌に市場が注目

コロナ第2波“空気感染”警戒…LEDを使った殺菌に市場が注目

相場は堅調(C)日刊ゲンダイ

これは実に恐ろしい話である。世界の科学者239人が新型コロナウイルスは「空気中を数十メートル移動、空気感染する」との警鐘(意見)を発表している。

 この論文はオーストラリア・クイーンズランド工科大学のリディア・モラウスカ教授が中心(筆頭執筆者)となって、オックスフォード大学(英)の学術誌「臨床感染症(CID」に掲載されたもの。

 ウイルスが空気中に漂うのであれば従来の手洗い、対人距離の確保だけでは不十分ということになる。

 論文は車内、屋内では換気をよくし、高効率エアフィルター、紫外線ランプの導入が不可欠と指摘している。確かに小さな飛沫「エアロゾル」を除去するには殺菌作用を持つ空気清浄機が必要だろう。

 すでに、新型コロナウイルスの殺菌方法としては熱水をはじめ、アルコール、界面活性剤、塩素系漂白剤などが使われている。加えて、可視光よりも波長が短い「深紫外線」(UV―C)が注目を集めている。この分野は将来的に大きく見直されるのではないか。

 ウシオ電機、スタンレー電気、日機装は紫外線による殺菌ソリューション(LED)を提供している。テルモはアメリカ製の紫外線照射ロボットを販売しているという。

 ワイエイシイホールディングスは光触媒製品を手掛けるナノウェーブがLEDを使って細菌、ウイルスを分解する空気清浄機を開発、この製造を行う。

 試験機関の検査では作動90分後に浮遊菌を99・8%除去できたらしい。病院、オフィス、会議室、劇場、電車などに導入すればよい。大型(40畳用)は1台26万円だ。ワイエイシイホールディングスでは初年度10万台(260億円)の販売を見込んでいる。

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