過去の地震では相場はどう動いたか? 実践的な知識が大切【富を拡大するインテリジェンス2.0】

過去の地震では相場はどう動いたか? 実践的な知識が大切【富を拡大するインテリジェンス2.0】

14日、断水で給水車に並ぶ人たち(震度6強の地震があった福島県新地町)/(C)共同通信社

【富を拡大するインテリジェンス2.0】

 今の激動の時代は「想定外の災害」「金融危機」「戦争」が起きる時です。

 年初のメルマガの新年号やYouTube動画の解説で、「今年は特に地震に注意」とお伝えした直後、2月13日夜に福島・宮城で震度6強の大きな地震が発生しました。

 この余震だけではなく、今年は日本全国で地震や噴火などが発生しやすい時だと判断していますので、引き続き準備を怠らないようにお願いします。

 いつ地震があるかは分からないので、普段からしっかり備えておくことが大切です。

 多くの人は準備をせずに不安になり、地震がいつ来るかを気にし、地震が来てパニックになります。

 不安や恐怖は認識力を低下させ判断を間違え、パニックに陥ります。

「しっかり準備をして、お気楽に過ごすこと」が正しい対処法です。

 防災の基本はハザードマップなどを参考に危険なエリアに住まないことです。

 活断層だけではなく過去に洪水被害を受けたり、沼地だった土地も避けることが大切です。

 そして重い家具などは置かないことも基本だと思っています。

■ピンチをチャンスに変える

 特に寝室の頭の近くは要注意です。

 阪神・淡路大震災時には家具が横に飛んだそうです。

 個人的にはタンス、食器棚、本棚、机など重い家具は10年以上前に全て処分しました。

 また、弊社の事務所では軽い机にし、目の前が新宿御苑という美しい広大な公園にすぐ避難できる立地とし、ビルは新耐震基準です。

 新耐震とは耐震基準を高めた建物で、目安としては1983年6月以降に完成したビルです。

 普段から被災した時にどう対処するかを頭の中でシミュレーションしておくとよいです。

 実践面ではマンションの場合、停電になるとポンプが動かなくなり、水道の水が出ないことがあります。

 しかし、玄関近くにある散水栓は水道管に直結していて水が出るので応急措置が可能です。

 事前の準備と、このような「実践的な知識」が実に大切なのです。

 実践的な知識は投資でも必要です。

 地震の時は相場も大きく動くのでチャンスの時です。災害で儲けるという視点ではなく、ピンチをチャンスに変えるということです。

 東日本大震災の時に、各相場がどう動いたかを知っておくことは大切です。

 阪神・淡路大震災の時はプロも含めてほとんどの人が認識していませんが、東京のマンションは一瞬で20%ほど価格が下がりました。

 激動の時代は知識なく準備していない人から、知識を得て準備した人に富が移動する時なので、しっかり知識を得て準備することが大切です。

 激動の時代は資産防衛が最大の投資になる時なのです。

(松島修/投資助言会社社長)

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