「大きな胸を小さく見せるブラ」が大人気! 巨乳は女性らしさの象徴?それとも太って見える?

「大きな胸を小さく見せるブラ」が大人気! 巨乳は女性らしさの象徴?それとも太って見える?

ワコールの「大きな胸を小さく見せるブラ」が大ヒット(画像はワコールのHPより)

 ワコールが販売している「大きな胸を小さく見せるブラ」が大ヒットを飛ばしている。 2010年4月、インターネットで限定販売され、2000枚を完売。追加販売の6000枚も瞬く間に完売。このウルトラヒットに気を良くして、2011年9月からネット限定販売を再スタートした。

 ワコールウェブストアの販売集計では、累計16万4000枚(2010年4月〜2016年2月)。2016年上半期の「人気ブラジャーランキング」の堂々トップだ。

 なぜ大ブレークしているのだろう?

 商品化の前にワコールが行ったアンケート調査によれば、「バストをコンパクトに見せたい」と答えた人が10.7%。販売後に実施した「ブラに求める機能は?」というアンケートでは、「バストを小さく見せたい」と答えた人が18%だった。

 「大きな胸を小さく見せるブラ」は、大きな胸を小さく見せたいと悩んでいた女性のためのブラジャーだ。カップには厚みを抑えた不織布を使用したり、控えめのボリューム感を出したりしている。小花刺繍をあしらって愛らしいカラーバリエーションも出色。ヒットの理由は明白だ。

 だが、男性の常識的な視点に立てば、圧倒的なニーズは「バストを大きく見せたい」のはずだ。女性は女性らしく見られたいと思っている。そう多くの男性は思い込んでいるからだ。

 しかし、実態はまるで違う。

 バストが大きいと太って見える。シャツのボタンの間に隙間ができる。女性らしさよりも、一人の人間として見られたい。小さなブラジャーを着けて、動きを軽快にしたい。小さく見せるだけでなく、脇をすっきりさせた機能性やデザインも欲しい......。

 どうだろう、これが女性たちの偽りのないホンネなのだ。このような切実な願望を抱いている女性が多い現実を男性は気づいてない。常識や思い込みの陰に隠れて見えない、女性の根強い願望に驚いてしまうばかりだ。
バストが大きいと女性らしい? 太って見える?

 また、雑誌『主婦の友』が実施した「バストの大きさと外見に関する意識調査」(2011年9月)がある。Dカップ以上をバストが大きい女性、それ以下を小さい女性と定義して回答を得た。

 「バストが大きい女性は、小さい女性に比べてメリットが多いと思うか?」との問いに、「思う」と答えたのは、バストが大きい女性が32.9%、小さい女性が47.0%だった。メリットが多いと思うと答えた女性に具体的に尋ねたところ、「女性らしいボディラインに見える=84.6%」、「色っぽく見える=69.1%」とのこと。

 一方、「バストが大きいとデメリットになることがある」と答えたのは、バストが大きい女性が85.8%、小さい女性が88.6%。具体的なデメリットを尋ねたところ、「太って見える」と答えたのは、バストが大きい女性が71.8%、バストが小さい女性が49.5%とのこと。

 バストが大きい女性は、太って見えるのを特に気にしているので、バストを小さく見せたい欲求が強いことが裏づけられた。

 ただし、女性や男性のバスト感覚については、さまざまな研究や見解がある――。

 「Bカップ以下の小さなバストが好きな人は、能力があり、野心的で知性と謙虚さを兼ね備えている」「巨乳が好きな人は、高いIQと精神的な強靭さを持ち合わせている」「理想的な女性のバストサイズはCカップだ」「経済的に豊かでパートナーに従順さを求める男性は、小さなバストを好み、性差の意識が強く、独立心が強い男性は大きなバストを好む傾向がある」「日本は温泉文化があるので、女性が互いにおっぱいを見比べる機会が多い」......。

 バストの形も十人十色、サイズも百人百態。おっぱいは男性を魅惑する女性のシンボル、憧れの性的アイコンであり続ける。

 ワコールの「大きな胸を小さく見せるブラ」。あなたのおっぱい感覚はどのあたりだろう?
(文=編集部)

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