関ジャニ∞安田章大さんを襲った「脳腫瘍(髄膜腫)」とは? 後遺症で言語障害の可能性も

関ジャニ∞安田章大さんを襲った「脳腫瘍(髄膜腫)」とは? 後遺症で言語障害の可能性も

脳腫瘍(髄膜腫)の摘出手術を受けた関ジャニ∞の安田章大さん(写真は「関ジャニ∞」の公式HPより)

 「関ジャニ∞」デビュー15周年の5大ドームツアー14公演を控えてのメインボーカル=渋谷すばるさんの脱退会見(4月15日)。そんな重大な場面に、誰よりも渋谷さんを慕い、「人一倍、グループ愛が強い」といわれる安田章大さんの姿はなかった。

 欠席理由は「自宅で転倒して療養中」とされてきたが、その深刻な内実自体がファンクラブ会員向けサイト上のビデオメッセージで明かされたのは先日、7月2日夜のことだった。

 そもそも安田さんが昨年(2017年)2月に脳腫瘍(髄膜腫)の摘出手術を受けていたこと自体が、「エイター」と呼ばれる関ジャニ∞ファンたちにとっては衝撃の報告。

 予後は良好、日常生活への支障はなく、コンサートや舞台の仕事もこなしてきたが......。

 次いで明かされた、冒頭会見の欠席事情はエイターの耳を疑わせた。会見に先立つ4月9日、自宅で立ち眩みを起こして背中を強打した安田さんは、背中と腰を骨折し、「全治3カ月」の診断を受けていたからだ。

 この告白映像には本人を含む6名が顔を揃え、安田さんは体調不安を匂わせつつも「今の安田にできる最大限のパフォーマンスをさせていただく」と誓い、7月15日開幕のツアーへの参加表明も行なったという。

後遺症で言語障害の可能性も...

 安田さんが見舞われた「髄膜腫」は、約150種あるとされる脳腫瘍の一種。初期には自覚症状がないそうだが、2017年2月に違和感を覚えた安田さんが都内のクリニックで脳ドックを受けた結果が早期発見につながったらしい。

 T〜Wの悪性度で区分される脳腫瘍のうち、脳の外側にできる髄膜腫の場合は大半がグレードTの「良性」(グレードU以上が悪性)。

 しかし、腫瘍が大きくなれば脳や、脳から出る神経が頭蓋圧迫されて、部位による症状が生じる。目ならば目の神経が圧されて視野障害が、耳であれば聴力低下が......。

 もし、運動を司る脳が圧されれば片方の手足が動かしづらくなったりもする。頭痛や嘔吐、ふらつきなどの症状も表われ、てんかん発作につながる症例も少なくない。

 となれば、不意の転倒から背中と腰で全治3カ月の骨折に見舞われ安田さんの場合、「(後遺症の)てんかん発作に襲われたのでは!?」という可能性がどうしても否定できない。てんかんは突如目の前が真っ暗になり、痙攣や意識消失が起こるというから怖い。

 脳ドックによる早期発見の結果、国内有数の脳神経外科を擁する大学病院で10時間以上にわたる摘出手術を受けたといわれる安田さん。退院後も投薬治療を続けていたが、前掲の会見欠席以降も、レギュラー番組への出演を見送っている。

関ジャニ∞愛を取るか?静養に専念か?

 6月27日放送のテレビ東京系『テレ東音楽祭2018』では歌唱中、観るからにつらそうな表情を隠せず、メンバーの村上信五から支えられる場面も映された。

 さらに病状告白の前日(7月1日)に放送されたテレビ朝日系『関ジャム完全燃SHOW』では、安田さんの姿自体が拝めなかった(ただし、7人揃って最後のテレビ出演となった7月8日の生放送には出演)。

 脳腫瘍を大別すれば、@当初からその場所に生じる「原発性」と、A体内の別の部位のがんが転移して生じる「転移性」はある。前者の原発性脳腫瘍のうち、最も多いのが件の「髄膜腫」。これは脳の外側に存するくも膜の細胞からできて、腫瘍が硬膜に癒着することで次第に広がりを見せてゆく。

 予防は困難であり、治療は開頭手術による切除を要するが、脳にメスを入れることは何らかのダメージ(=後遺症)のリスクはある。TV番組内で安田さんが垣間見せたつらそうな表情や一瞬のふらつきの様がその表われでなければいいのだが......。

14公演の全国ツアーに挑む不安

 メンバーや事務所サイドは本人に対し、静養への専念も勧めているそうだが、誰よりも「関ジャニ∞愛」が強い安田さんのこと。渋谷さんの脱退表明に加え、自らの身に生じたアクシデントで15周年ツアーの開幕を迎えるのは、人一倍不本意だったのだろう。

 しかし、いくら予後は良好、日常生活に支障なしとはいうものの、14公演にも及ぶ全国ツアーへの出演となれば、期待半分・不安半分というのが56万人到達ともいわれるファンクラブ会員たちの本音だろう。

 今や「嵐」に次ぐ国民的グループにまで成長した「関ジャニ∞」。その人気集団の中にあって作曲面やツアーグッズの制作まで担う安田さん。

 自身の体調に不安を抱えながらも活動する意欲には称賛したいが、今後のさらなる活躍に期待したいファンとしては、「無理をせずに療養を」という複雑な思いを抱えてのツアー参戦かもしれない。
(文=編集部)

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