コレだけニュアンス違くない...? 「とちぎ国体」記念切手の「ある一点」から目が離せない

コレだけニュアンス違くない...? 「とちぎ国体」記念切手の「ある一点」から目が離せない

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2022年7月5日、ツイッター上でちょっと意外なデザインの切手が注目を集めた。

10月1~11日に栃木で行われる「第77回国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)」を記念して、9月1日から発行される切手シートに含まれるものなのだが......。

とにかく、そのデザインをご覧いただこう。

餃子である。

ちなみに、切手シート全体はこんな感じ。

左上から反時計回りに、ホッケー、馬術、水泳・飛込、ソフトボール、スポーツクライミング、真岡鐵道沿線、あしかがフラワーパーク、宇都宮餃子、 茶臼岳、奥日光が描かれている。

いずれも、大会で実施される競技や、今回の開催地である栃木県にちなんだ観光地など。その中で、真ん中の宇都宮餃子が一段と存在感を放っていないだろうか。なんだかどうしても、右列真ん中に視線が引き付けられてしまう......。

しかも切手をよーく見ると、競技のイラストはどれも背景にイチゴが並んでいるのに、宇都宮餃子の切手だけは背景も餃子という徹底ぶり。

強いこだわりを感じるこの切手シートについて、筆者は7月15日、日本郵便の広報担当者に詳細を聞いた。

■宇都宮餃子が選ばれたワケ

担当者によると、国民体育大会の開催地にまつわる切手は、第2回大会が行われた1947年から毎年発行されている(新型コロナにより大会延期及び中止された2020年、2021年を除く)。

ただ、今回のようにご当地グルメのイラストが採用されることはあまりないそうだ。

なぜ、栃木県の切手には宇都宮餃子が抜てきされたのだろう。

「近年の国民体育大会切手は、大会で行われるスポーツから5種目と、開催県の名勝等を、5種を題材として採用しておりましたので、今回もそれにならいました」(広報担当者)

記念切手のモチーフを決めるにあたっては、栃木県を那須エリア、日光エリア、県央エリア、県南エリア、県東エリアの5つのエリアに分け、関係者の意見なども踏まえながら各エリアのモチーフを検討。

そして、宇都宮市を有する県央エリアのデザインとして「宇都宮餃子」が採用されたのだという。

■過去、切手になった餃子は

ところで、餃子が切手になったことは、これまでにもあったのだろうか。

広報担当者に尋ねると、20年1月に発行された特殊切手「おいしいにっぽんシリーズ第1集」を教えてくれた。

これは福岡の食を題材にした、円形のユニークな切手。84円切手に、「鉄鍋餃子」のイラストが採用されている。

そして餃子と言えば、宇都宮と熾烈な「餃子戦争」を繰り広げる静岡・浜松も有名だが......浜松餃子は多彩なイラストなどを使用する「特殊切手」や各地域を題材にした「ふるさと切手」として日本郵便から発行されたことはないという。

なかなかレアなご当地餃子切手。これをハガキに貼って送れば、受け取った人もついお腹が空いてしまいそう。

いろんな地域のご当地餃子を集めた切手シートがあっても、楽しそうだなあ......。

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