「運転にはまだまだ自信アリ」だけど... 76歳の元トラック運転手が「免許返納」を決断した理由

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シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Fさん(和歌山県・70代性別不明)

Fさんは20代のころ、和歌山から横浜まで出稼ぎに来ていた。

仕事はトラック運転手。慣れない道を走っている途中、前を走る先輩とはぐれてしまわないように焦る気持ちからつい停止をせず、踏み切りを通過してしまったという。

すると、すぐに後ろから白バイのサイレンが聞こえてきて......。

<Fさんの体験談>

51、2年前になります。トラックの運転手をしていた私が横浜で生活を初めて、一週間ぐらいの時でした。

まだ右も左も分からず、先輩の後ろについて走ることで精いっぱい。そんな中、川崎市にある会社に行くことになりました。

■先輩から離れるのが怖くて、つい...

「先輩から離れたら絶対、迷子になってしまう」

そんな思いから、つい、つい、焦ってしまい、京浜急行線の踏切を「一旦停止」しないで通過してしまったのです。

その瞬間、白バイのサイレンの音と「停まりなさい」の声が聞こえました。

その時のお巡りさんに、心からのありがとうを伝えたい。

お巡りさんに停められた後、私は自分が和歌山から出稼ぎに来た事や両親の事を話しました。するとお巡りさんはこう言ってくれたのです。

「それなら尚更、命を大切にしないと。田舎で待っている両親が一番悲しむよ。自分の命も他人の命も、みんな同じ、一つの命だからな。気をつけて行くんだよ」

■76歳になった今...

私は今、76歳になります。まだまだ運転には自信があります。

ですがあの時、神奈川県警の白バイのお巡りさんがかけてくれた「他人の命も大切」という言葉を忘れず、この度運転免許を返納しました。

あの時のお巡りさんのおかげで、これまで無事故で、元気で楽しい日々を送れています。

心から、本当に、ほんとうにありがとう、ありがとうございました。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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