「東京への交通費」で地図を描くと、日本はこうなった

「東京への交通費」で地図を描くと、日本はこうなった

初期版

地方民を悩ませる「東京への交通費」を、都道府県別に分かりやすく示した「交通費変形地図」が話題を呼んでいる。単純に距離とは比例しない交通費の妙に、ツイッターでは多くの人が反応した。

その地図を製作したのが、地理などのデータを素材にモノづくりを行う「Geodata Visualize Workshop」という団体だ。交通費変形地図以外にも様々な作品を作っているこちらの団体に取材をし、地図や団体についての話を伺った。

共通の興味を通じてスキルアップを目指す

この「交通費変形地図」は、新宿駅からの交通費を基準に、各道府県を配置したものだ。安く上京できるところほど東京に「近く」、お金がかかるところほど「遠く」に。

距離的には最も遠いはずの北海道や沖縄県などよりも交通費がかかる地域があるなど、距離と交通費が比例するわけではないということが一目で分かるようになっている。


この地図を製作したGeodata Visualize Workshopは、得意分野を活かして面白いものを作りながらのスキルアップをめざし、共通の興味である地図という分野を舞台に、2014年から活動を開始した。週に1度程度集まってものづくりをし、これまでに2度、公募のコンテストに応募している。

Jタウンネットの取材に対して、ワークショップのChibaさんは、今回の交通費変形地図について、

「いただいたコメントを見て、交通費の流動性と、それを受けた納得感のある最安値のデータを作ることのむずかしさを感じました。調べるサイトや条件によって大きく変化することをご理解いただき、『こんな場合もある』という風にとらえていただければと思っています」

と、制作面での難しさを語った。最初に公開された地図が話題になると、それを見た人々から、「もっと安いルートがある」という意見が集まり、それを反映させたのがこちらの「口コミ版」だ。


また、

「これまではサイトやSNSでの発信をしていなかったため、反響もありませんでした。そのため、今回これほどの反響があるとは全く思っておらず、地図という情報伝達手段の力を改めて感じました」

と、予想外の反響への驚きを語った。

今後も、今回と同様に、地理や位置に関するデータを使ったコンテンツ作りを継続していくという。

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