誰得!? 「国会おみやげ」魅惑のベスト10

誰得!? 「国会おみやげ」魅惑のベスト10

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日本唯一の立法機関・国会。僕たち庶民はなかなか立ち入る機会さえないこの場所で、さまざまな「おみやげ」が売られていることをご存じだろうか。

今回は、Jタウンネット編集部が(別件の取材で訪れた)衆院議員会館の地下売店で入手した、ユニークな国会おみやげ10種を紹介したい。

まんじゅうから爪切り、Tシャツも...

こうした国会おみやげが売っているのは、国会議事堂やその関係施設にある売店だ。ほとんどのお店は普段は入れないが、国会見学のときなどには一般人でも買い物ができる。

また、団体バス用の駐車場にある売店「新美堂」なら、手続きなしでも入れるので、おみやげだけが目当てならここに行くのもあり。

第10位:国会議事堂限定焼

というわけで、まず第10位は「国会議事堂限定焼」。


パッケージからして、「国会限定」を高らかにうたう(というか、それ以外の情報が一切ない)その姿勢がすがすがしい。

中身は、国会議事堂を象った焼印が押されたお饅頭だ。


食べてみると――うん、普通のこしあんのお饅頭です。昔の地方のおみやげでよくあった、ちょっと甘すぎるくらいに甘いお饅頭。特に国会感はありません。



なお、ここから紹介するお菓子類の大半は、東京・荒川区の大藤が手掛けている。

第9位:国会議事堂限定せんべい

いかにもなみやげものといえば、饅頭とせんべい。国会にももちろんあります、「国会議事堂限定せんべい」。名前もそのまんまだ。



国会議事堂が描かれたものと、議員バッジにも使われている菊花紋章が描かれたものの2パターンが入っている。


味は......やっぱり、普通の醤油せんべいだ。


第8位:衆議院爪切り

続いては実用品を。


こちらの爪切りは、「衆議院」の文字が赤地に金文字で記されている。


落ち着いた上品なデザインが個人的には好印象だが、なぜ国会で爪切りを買わねばならんのだ......という根源的なツッコミを入れざるを得ない。


あと、この通り普通に使おうとすると、肝心の「衆議院」の文字がまったく見えなくなってしまうのが難点。

第7位:国会ボールペン

続いても実用品で、「国会ボールペン」。


いくつか種類があるが、今回購入したのは議事堂のイラスト付きのタイプと、爪切りと同じく赤金の「衆議院」バージョンだ。


それぞれ6色、4色対応と機能性もなかなか。


「衆議院」の方は短い割にずんぐりしたフォルムなので、手が大きい人にはちょっと使いにくい。

カジュアルに普段使いできる(?)ので、人にあげるにはいいかも。

第6位:蒸しきんつば

こちらも、一昔前のおみやげの定番「きんつば」。


国会限定バージョンは、せんべいなどと同じく菊の御紋が描かれている。


お味の方は意外とあっさり。限定焼よりも甘さ控えめ(それでも甘いけど)なので、記者としてはこちらに軍配を上げたい。


菊の御紋がちょっと不鮮明なので、説明しないと国会おみやげだとわかってもらいにくいのはちょっと難だけど。

番外:晋ちゃんまんじゅう2016

今回は、できるだけ「国会限定」を明確にうたっている商品を対象にベスト10を組んだ。そんな中、こちらの「晋ちゃんまんじゅう」は、国会以外でも結構買えるのでランキングから外したが、でもやっぱり紹介しておきたい。


小泉ブームの際に「純ちゃんまんじゅう」を発売して評判になって以来、たびたび政治家を題材に(ネタに)したお菓子を作っていることでおなじみの大藤。


最近は安倍政権が安定していることもあって、「晋ちゃんまんじゅう」をこまめにリニューアルしながら展開を続けている。

2016年版は――イメージとしては宇宙戦艦ヤマト? 安倍首相と麻生太郎財務相、石破茂元幹事長を中心に、空飛ぶ船には小泉進次郎衆院議員ら自民党の面々、そしてスターシャよろしくアッキー夫人が宙に浮いている。



中身は「黒ごまきな粉」味のミニサイズ饅頭。つまみやすいし、味もひねりがあっていい感じ。



第5位:歴代首相クリアファイル

歴代首相のイラストが描かれたおみやげといえば、定番商品である「湯呑み」を思い浮かべる人も多いのでは。

もちろん国会売店でも首相湯呑みは買えるが、今回はより使い勝手のよさそうな「クリアファイル」をご紹介。


デフォルメ化された歴代首相のイラストがずらり。安倍晋三首相は2度政権に就いたということで、2バージョン描かれている。「日本の首相」という表記は、往年のやくざ映画「日本の首領」に引っ掛けているのだろうか。


政治的に意識の高い勉強会なんかでぜひ使ってみよう。

第4位:首相&国会ハンカチ

こちらも首相グッズ。安倍首相の似顔絵と、国会議事堂がそれぞれ刺繍されたハンカチだ。


ミニサイズで、ポケットにも入りやすい。


ただ、写実的なタッチのせいか、安倍首相の方はこのサイズだと、パッと見誰だかわかりにくいのが難。そのせいか、やたら主張するように「安倍晋三」と書いてあるのが、妙にシュールな味を出してます。


第3位:とから生肝油

とから生肝油は、鹿児島県のトカラ列島で採れたサメの肝油から作ったサプリメント。その「国会限定」バージョンが、なぜか売っている。


なんで国会で肝油――謎ばかりが深まるが、店頭のPOPでは「もう二日酔いしない!?」のフレーズが。おみやげというより、連日の飲み会に追われる、議員先生方からのリクエストで入荷したのかも。

第2位:議員バッジそっくりな飴

食べ物部門の最上位として今回推したいのは、この「国会議事堂飴」。


饅頭、せんべいなどと同じく、飴もおみやげ界の定番中の定番。なんでいまさら――と思われるかもしれないが、秀逸なのはこのデザイン。


菊の御紋と、議事堂を象ったものの2種類があるのだが、「菊」の方はそのサイズ、色使いなど、「議員バッジ」をイメージして作られているのだ。


議員の先生方が死ぬ気でつかみとったありがたいバッジも、売店では(飴玉だけど)簡単に買える。あまたの議員たちを見送ってきた国会売店の、アイロニカルなメッセージが込められている気がする(気のせい)。

第1位:国会Tシャツ

さて、こうしたユニークなおみやげたちの中で、筆者がNo.1と言い張りたいのは、こちらのTシャツである。


結構気を遣っておしゃれなデザインにしようとしていることはわかるのだが、どう「国会議事堂」の文字とそのシルエットが、もはやどうしようもなく「国会おみやげ」なのである。

着てみたら、ほら。


「国会に行ってきました!」感が全開。


きっとどこに着て行っても、違和感しかないだろう。部屋着にするのにもちょっと抵抗がある。

日常生活でも使えそうな爪切りやボールペン、食べれば腹が膨れる饅頭やせんべいと違い、「おみやげ」以上の使い道が思い浮かばない。まさに純度100%の「国会おみやげ」なのだ。

というわけで、誰かこのおみやげもらってください

ただいま、Jタウンネット編集部のT編集長のデスクには、Tシャツをはじめ使い道の思いつかない国会グッズが転がっております。「ほしい!」という方おられたら、食べ物以外でしたら差し上げますので、ツイッターやFacebookなどでご一報ください。麹町の編集部まで来られる方に、先着順で差し上げます。Tシャツはちゃんと洗濯しますので。

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