ビックカメラに変わる「ソフマップ秋葉原本館」、最終日に行ってみた

ビックカメラに変わる「ソフマップ秋葉原本館」、最終日に行ってみた

Jタウンネット編集部撮影


ソフマップ秋葉原本館(千代田区外神田4)が2017年5月31日、親会社のビックカメラ(豊島区)が秋葉原に進出するのにともなう移転・統合で営業を終了する。

2007年のオープンから、「アキバ」文化とともに歩み続けた約10年間に幕が下ろされる。歴史的な1日を見届けようと現場へ向かったJタウンネット記者が、そこで見たモノとは――。

「閉店セール!」「特価品大放出!」

「秋葉原本館」の屋号が下ろされるまで、あと12時間を切った――。記者が31日13時半ごろ、秋葉原館に到着すると、従業員が出入り口で

「ただいま閉店セールを実施しておりまーす!」

と通行人に大声で呼びかけていた。店内の至るところに、「移転・統合のため 閉店セール!」「特価品大放出!」という貼り紙があった。

記者はまず、1階を見て回った。格安スマホ、携帯電話、iPhone、iPad......。通路に立つ従業員が、品定めをする客に一声かけている。普段と何ら変わりない日常が、そこには広がっていた。変わりがあるとすれば......天井から垂れ下げられた「閉店セール!」の文字が目に入ること、だろうか。


カメラやオーディオ関連、テレビゲームなどの2階、パソコンやタブレット端末などの3階も同じだった。「どうもこれまでと様子が違うぞ」と実感させられたのは、パソコン周辺機器やマウス、キーボードなどの4階だ。

「恐れいります。台車通ります!」

作業服の男性が台車を押し、通路の客にそう声をかければ、脚立に上った従業員は天井から吊るされた装飾品を取り外す。海外メーカーのヘッドセット、マウス、キーボードなどが展示されている場所には、発泡スチロールに包まれた段ボールがある。店じまいが進められているのは明らかだった。

家電や日用品などの5階では、中国人らしき外国人観光客が客の多数を占めており、パソコンやテレビゲームなどの6階では皆、パソコン画面とにらめっこしていたが特段、変わった様子は見られず。

ただ6階では、大型テレビが10台中8台、電源オフにされていた。

「AKIBAビックマップ」が誕生する

ソフマップ秋葉原本館なきアキバは今後、どうなるのか。

ビックカメラは6月5日以降、秋葉原本館の跡地に「ビックカメラAKIBA」をフロアごとにオープンさせる。グランドオープンは、22日を予定している。


現7店舗に分散している秋葉原のソフマップは22日、5店舗体制にリニューアルする。「ビックカメラAKIBA」を含めた6店舗で、「AKIBAビックマップ」と総称。品ぞろえやサービスで連携したり、合同キャンペーンを行ったりして秋葉原を盛り上げる。

あわせてソフマップ各店の名称も変わり、「アキバ☆ソフマップ 1号店」は「ソフマップ AKIBA1号店 サブカル・モバイル館」、「リユース総合館」は「ソフマップ AKIBA2号店 パソコン総合館」、「Mac Collection」は「ソフマップ AKIBA3号店 Mac Collection」、「アミューズメント館」は「ソフマップ AKIBA4号店 アミューズメント館」、「中古パソコン駅前店」は「ソフマップ AKIBA5号店 中古デジタル館 買取センター」となる。

各店舗で取り扱う製品ジャンルは現在とほとんど変わらない。

「アキバ☆ソフマップ 2号店」は6月4日で閉店し、「アキバ☆ソフマップ 1号店」に移転・統合される。


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