萩の月?かすたどん?タイムズスクエア? 地域で異なる「スポンジでカスタードをくるんだお菓子」の名称

萩の月?かすたどん?タイムズスクエア? 地域で異なる「スポンジでカスタードをくるんだお菓子」の名称

萩の月(Yugo Sakaiさん撮影、Flickrより)

2017年5月25日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。

やばい...ジェネリック萩の月って感じ... pic.twitter.com/Ed19QEUiGU
- 小山 千尋 (@chihiro_wbsk) 2017年5月25日

写真はセブン‐イレブンのスイーツのようだ。パッケージには「とろけるクリームのふわころ」とある。これが商品名だろうか。「やばい...ジェネリック萩の月って感じ...」というコメントも添えられている。

これには9000を超えるリツイートがあり、いまも拡散しているが、その一方で「ジェネリックかすたどん」や「ジェネリックタイムズスクエア」ではないか、という指摘もある。これは一体、どういう事なのか......。

福岡県民は「お月さま伝説」?

「萩の月」とは、宮城県仙台市の菓匠三全が販売するお菓子。カスタードクリームを饅頭型のカステラ生地で包んだもので、仙台銘菓として名高い。「萩の咲き乱れる宮城野の空にぽっかり浮かぶ名月をかたどった」と、販売元のホームページに記されている。

また前述ツイート内の「ジェネリック」とは、ジェネリック医薬品、後発医薬品をヒントにした表現だろうか。医薬品の世界で使われる用語「ジェネリック」を、お菓子に結び付けたところが、ウケているようだ。

ツイッターには、全国からこんな声が寄せられている。

「ジェネリック萩の月」という言い回しが市民権を得てしまったが、鹿児島人としては「ジェネリックかすたどん」を推して行きたい。 pic.twitter.com/sODd0ooliO
- ビール大好き (@nakamukae) 2017年6月4日

「鹿児島人としては『ジェネリックかすたどん』を推して行きたい」という鹿児島県民からの意見だ。「かすたどん」は鹿児島市の薩摩蒸氣屋が販売する、カスタードクリームをやわらかいスポンジで包んだ人気のお菓子だ。


一方、北海道民からは......。

北海道人としては、ジェネリックタイムズスクエアを押して行きたい pic.twitter.com/ka2CFvxxXY
- たくや@転職、就職カウンセラー (@tyamamoto173) 2017年6月4日

「北海道人としては、ジェネリックタイムズスクエアを押して行きたい」というコメントである。「札幌タイムズスクエア」は札幌市の菓か舎が販売する、スポンジ生地でカスタードクリームと小豆餡を包んだケーキだ。

栃木県民からはこんな声も挙がった。

ならば私はジェネリックみかもの月と呼ぼうと思います。 pic.twitter.com/VKp2qbWiNV
- 市田・栗きんとん・柿 (@ichitan_k) 2017年6月4日

「ならば私はジェネリックみかもの月と呼ぼうと思います」と宣言。栃木県小山市の蛸屋總本店の銘菓である。

福岡県民からもすかさず届いた。

福岡人としては「ジェネリック博多カスタードお月さま伝説」。 pic.twitter.com/0qCbFEi71a
- がまりん。 (@suzuranatan) 2017年6月5日

福岡人としては「ジェネリック博多カスタードお月さま伝説」とのこと。福岡市博多区の石村萬盛堂のケーキだ。

他にも、長崎市の「らん・プティ」、山口市の「月でひろった卵」といった名も......。カスタードクリームをスポンジケーキで包んだお菓子は全国各地に存在するようで、もはやどこの「ジェネリック」なのか、定かではない。ご当地のお菓子を主張して譲らない人々の投稿で、ツイッターは盛り上がっている。

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