イベントの「名古屋飛ばし」、原因は地元民にある? 「好奇心がない」名古屋人へのシビア提言

イベントの「名古屋飛ばし」が存在 「好奇心がない」と名古屋人へ厳しい提言も

記事まとめ

  • 大きなイベントが愛知素通りしてしまう、通称「名古屋飛ばし」が存在している
  • 関西育ちの50代男性が、名古屋以外で育った人の視点から分析的な提言をしている
  • 名古屋人は名古屋とその周辺の環境に満足していて、腰が重いという傾向を指摘している

イベントの「名古屋飛ばし」、原因は地元民にある? 「好奇心がない」名古屋人へのシビア提言

イベントの「名古屋飛ばし」、原因は地元民にある? 「好奇心がない」名古屋人へのシビア提言

どうすれば名古屋での興行を盛り上がる、儲かるものにできるか(画像はイメージ)

しばしば大きなイベントが愛知素通りしてしまう――通称「名古屋飛ばし」。これまでジャニーズ・演劇・アニメと、熱烈なファンの声を紹介してきたが、名古屋でエンタメに触れる機会が少ないのは、そもそも集客力がなく儲からないからだ、というシビアな投稿も寄せられた。

これは関西育ちの名古屋在住という50代男性からのもので、名古屋以外で育った人の視点から分析的な提言をしている。

いかに名古屋の興行で儲けるか

「建設的なテーマで、一般から意見や経験を求めるこういう企画と機会に賛同します。私は名古屋在住です。
目的は名古屋を『飛ばされない』様にしようというものだと思いますが、その前に『飛ばされる』由に注目する必要があると思います。集客しているならそもそも飛ばされないのですから。
世界的なスーパーサーカスのシルク・ドゥ・ソレイユが来日公演をする様になって既に10余年が経ちます。名古屋でも勿論開催されています。しかし東京や大阪、とりわけ東京ではチケットの発売日に即日完売する大人気が毎年続いています。大阪でもそんな状況です。ですが、この名古屋では土日の公演でさえ当日券で座れるのです。平日は言うに及ばず。名古屋人の同僚に尋ねた事があります。一昨年ですが『シルク・ドゥ・ソレイユって知ってますか』と。知らないという答え。『サーカスみたいなもの』と説明すると『サーカスに興味がない』と。これほど有名なのにです」

しばしば名古屋人は保守的・内向き・新しいものに興味を示さないといわれる。個々のレベルでは趣味に熱く生きる人がいても、マスレベルになると他の大都市圏とは反応が違ってしまう、ということか。

「兎に角、名古屋地域の人々は『知らない』か『好奇心がない』か『他の地域との比較をしないから自分達の姿が分からない』という感じです。
周りの人々もそうだからいつまでも新しい事が入らない。周囲も知っていて、もの凄く有名なものでないと自分が動く事にはならない。これは全く昭和の感じの人々です。
世界的な人が来ても名古屋、若しくは東海地域の人々は動かないのが一般的でしょう。興行が来なくなるのはそんな経験からの事だと思えます」

何をもって世界的なエンタメとみなすかは人それぞれではあるし、世界的には知名度絶大でも日本国内ではさほど知られていない、というケースもあり得る。一概に名古屋人の視野が狭いとも言えないだろうが、名古屋とその周辺のドメスティックな環境に満足していて腰が重い、という傾向を投稿者は指摘している。

中部国際空港が開港して10年以上経ち、県内にはブラジル系住民も増えているのだが、なかなか気質は変えづらい様子である。投稿ではそんな名古屋・東海へとある提言をしている。

「しかし光明があるとすれば『浜松ピアノコンクール(編集部注:浜松国際ピアノコンクール)』の例です。小さな街ですが、例年ショパンコンクールの優勝者が招待され、その場で演奏してくれます。
ショパンコンクールの直近の優勝者の生の演奏などほとんど聞く事が出来ないため、日本中からこのコンクールに聞きに来るのです。地元からの集客を当てにせず、浜松方式で貴重な催しを開催するなら、名古屋にも日本中から公演に人がやって来るかも知れません」

浜松国際ピアノコンクールは3年ごとに浜松市で開催されるピアノ国際コンクールで、世界的な注目度も高い。直近では2018年に開催され、世界各国の新進気鋭のピアニストが浜松で演奏を競った。これを観に来る観客や専門家も、東海地方のみならず世界から現地を訪れ、さながらピアノ界の国際会議のような雰囲気になる。次は2021年の開催だ。

この浜松国際ピアノコンクールのように海外からも目の高い専門家がつめかけるような催しを開催し、集客はそちらをあてにすればよいというもの。確かに一興だが、それに例えば日本初開催!といったプレミアムな話題性をつけてみたら、名古屋でも盛り上がるし、興味を持ってくれるのではいだろうか。

名古屋で興行を打っても集客がよろしくない......というのは、既に東京などで開催しているため話題性に乏しいせいもあるのではないか。熱心なファンなら名古屋からでも遠征して観に行く。他方、東京・大阪をまわって名古屋に来る頃には新鮮味が薄まってしまい、新規ファンを獲得しづらい、という事情もあるだろうか。

名古屋ではお客さんを呼べないから飛ばす、という悪循環があるのなら、その負のサイクルを破るために名古屋の外からも客を呼び、東京大阪の二番煎じもやめる。こうすることで名古屋人の目も肥えてくれるのではないか、という願望を抱いてみた。

芸能界の方々におかれては、名古屋圏約600万人というマーケットも軽視せず、積極的な集客戦略も期待したいところである。

※Jタウンネットでは、「名古屋飛ばし」にまつわる体験を募集しています。こちらのメール(toko@j-town.net)に、具体的なエピソード、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

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