函館の「手動式エレベーター」がレトロで素敵 階数表示はまるでアナログ時計

函館の「手動式エレベーター」がレトロで素敵 階数表示はまるでアナログ時計

手動式エレベーターの中(ドン・ブーリさんのツイートより)

手動式エレベーターに乗ってきました――。大型連休のさなか、2019年5月3日、次のようなツイートが投稿され、話題になっている。

東北以北最古のエレベーターに乗ってきた!「どうやって知ったの」「観光名所にならないんだよね」「あんたみたいな人しかこない」ということですがとてもよい! pic.twitter.com/z55tOIVTtV
- ドン・ブーリ (@xxdonburixx) 2019年5月3日

写真は古めかしいエレベーターのようだ。「東北以北最古のエレベーターに乗ってきた!」というコメントも添えられている。東北以北とは、かなり地域が絞られているが、はたしてどこ? 最古のエレベーターとは、いったい何?

「自動じゃなくて手動!?」

なんともレトロな建物が似合う街といえば、そう、北海道の函館だ。ここは、1923年(大正12年)に建てられた旧・丸井今井呉服店函館支店。かつてはモダンな百貨店として使用されていた3階建て鉄筋コンクリート構造の建物だ。

1930年(昭和5年)に増築、5階建てとなり、その際に木造のエレベーターが取り付けられるが、1934年(昭和9年)の「函館大火」で焼失した。改修を経て、同年秋、店は再開。鉄製の手動式エレベーターが再建、これが「東北以北最古のエレベーター」だ。

建物は現在、「函館市地域交流まちづくりセンター」として、再利用されている。そのエレベーターにも実際に乗ることができる。

ツイッターには、「古風でいいですよねー」「タイルのモザイクの感じと階数表示?が実に素敵...」などといった感想も寄せられている。


またツイッターには、こんな指摘もあった。

「これって『垂直運転の電車』みたいだなぁ。停車位置にぴたりと止めるのが、腕の見せ所か」
「うわ自動じゃなくて手動なんだな 難易度が高い」
「エレベーターガールが生まれた理由がようやく分かった気がする」

手動式エレベーターを停車位置にぴたりと止める、エレベーターガールの職人技に思いをはせる人も多かった。

冒頭のツイートの投稿主「ドン・ブーリ」さんも、「とてもよい!」と、手動式ならではの魅力に、満足した一人のようだ。


このエレベーターに乗りたい人は、「函館市地域交流まちづくりセンター」1階のインフォメーションまで申し出ること。スタッフが操作し、5階まで案内してくれる。乗車体験は無料。

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