もうダサいとは言わせない! 「加熱式タバコ」に合うファッション、本気で考えてみた

もうダサいとは言わせない! 「加熱式タバコ」に合うファッション、本気で考えてみた

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タバコとファッションは、切っても切れない関係といえるだろう。

アニメやドラマなどフィクションの世界で考えても、「ルパン三世」の次元大介、「探偵物語」の工藤俊作といったキャラが思い浮かぶ。渋いスーツに、紙巻タバコ。単なる嗜好品という枠を超えて、1つのファッションアイテムといえるだろう。

しかし、これが「加熱式タバコ」になると、話は変わってくる。ここ数年、急速に普及が進んでいる一方で、見た目のカッコよさやファッション性という観点は、どこか置き去りになっている気がする。実際、インターネット上には、

「ハードボイルドな登場人物がアイコス吸いだしたらちょっと笑う」
「紙パックのジュースをストローで飲んでいるように見えて仕方がない」

といった手厳しい声も目立つのが現状だ。

では、加熱式タバコをよりオシャレに見せるためには、どんなファッション・スタイルが適しているのだろうか。そこでJタウンネット編集部は今回、男性向けスタイリストへの取材などを通じて、

「加熱式タバコに合うファッションとは何か」

というテーマについて考えた。

一口に「加熱式タバコ」といえど...

まず前提として、加熱式タバコ単体の見た目について、喫煙者・非喫煙者を交えて改めて意見交換してみた。

編集部が用意したのは、アイコス(初代・3)、プルーム・テック(初代、S、プラス)、グローの計6つ。スティック型のタイプと、箱のような形をしたタイプの両方をそろえた。


まず、非喫煙者で、加熱式タバコをほとんど知らないというS(25歳女性)は、スティックタイプのプルーム・テック(初代、プラス)に興味津々。とくに細長くシンプルな初代を気に入ったようで、

「シュッとしていてカッコいいですね。ボールペンみたいで、手に持っていてもしっくりきそう」

と話した。また、ふだんは紙巻を吸っている喫煙者・T(25歳男性)もこれに同調し、

「バランスがいいのは、スティックタイプのプルーム・テックかな。アイコスの3やグロー、プルーム・テックのSは、タバコを入れると吸い口の部分だけが飛び出すじゃないですか。それが、あんまり好みじゃないんですよ」

とのこと。やはり喫煙者だけあって、本体だけでの見た目というよりも、使用時にどう見えるかが気になるらしい。

一方、非喫煙者のA(29歳男性)は、箱型に近いタイプが好きだという。理由を聞くと、

「ガジェット感があるし、単純に見た目が好み。紙巻タバコに寄せたような細長い形のものは、あんまり好みじゃない」

とのことだった。


また、吸いごたえがあるとしてグローを愛用しているJタウンネット記者のO(25歳男性)は、

「やっぱり単体でみると、箱タイプの方がかっこいいと思います。だから、この中で言うと、グローとプルーム・テックSが好みですね」

と力説。ただ、実際に人が吸っている姿を見ると印象が変わるようで、「やっぱりスティックタイプの方が、見た目的にはしっくりくるというか、カッコいいですよね...」としていた。

もちろん人によって好みは分かれるが、どちらかというとスティックタイプの方が「使用時にサマになる」と感じる部員が多い結果となった。それを踏まえて、「加熱式タバコに合うファッション」について考えていこう。

「加熱式タバコに合うファッション」とは?

だが、ファッションに疎い人間ばかりの編集部。つい先ほどまでは様々な意見が飛び出していたのに、急に話し合いがストップしてしまった。唯一まともな意見として出たのが、Jタウン記者Oによる、次のようなコメントだった。

「スティックタイプの加熱式タバコって、どことなくキセルに似てません?だから、逆に和装の方が似合うのかも...」

これでは話にならない。

ということでJタウンネットは今回、メンズ向けのパーソナルスタイリスト、ファッションアドバイザーとして活躍する「Royal Styling」の小林茂之さんに協力を依頼。加熱式タバコに合うファッションについて、アドバイスを頂戴した。

小林さんはまず、加熱式タバコのファッション性を「ダサい」とする声がある点について、

「加熱式タバコは機体自体が無機質な印象を受けます。だから、あの『プラスチックっぽい見た目』を口にくわえる姿がどこかサマにならないのでしょう」

と分析する。


では、どういったファッションなら加熱式にマッチするのか。小林さんは「せっかくスタイリッシュな加熱式タバコを吸うのであれば、ファッションもそれに合わせてみてはいかがでしょうか」として、

「例えば、オンタイムであればネイビースーツ。Vゾーンは白シャツに小紋柄のネクタイ。胸ポケットには真っ白な麻のポケットチーフを挿してあげる。オーソドックスなスタイルですが、スーツのサイズまでこだわって『きちんと感』を出してあげれば加熱式タバコのスタイリッシュさも服装に馴染みます」

と提案する。

ということで、さっそく実践。今回はスーツの似合う営業部のEさんにモデルを頼んで、小林さんがオススメするファッションと加熱式タバコを合わせてみた。さっそく、その姿をご覧いただこう。


確かに、悔しいがカッコいい。撮影に使用したプルーム・テック・プラスとスーツの色がうまくマッチしている。そう、加熱式タバコだけが浮いておらず、ほとんど違和感がない。これを「ダサい」と言える人はきっといないはずだ。



NGファッションは?

ちなみに小林さんによると、休日などリラックスタイム時は「ニット素材のポロシャツなどどこか大人っぽいアイテム」がオススメとのこと。逆に、Tシャツに短パン姿だと、加熱式タバコだけが浮いてしまう恐れがあるそうだ。

つまり、こういうスタイルはNGということだ。


加熱式タバコをもった姿を見比べてみても、まったく印象が違う。


Tシャツ短パン姿だと、確かに小林さんが言うように、加熱式タバコだけが浮いている。一方、しっかりとしたスーツ姿だと、まるでアクセサリーの1つかと思うくらいマッチしている。同じ本体を持っているとは思えないほど、印象が異なるのだ。

TシャツのS編集長と、スーツのEが撮影を終えて、「じゃあお疲れ」とオフィスへ戻ろうとすると――「待ってくださいよ!!」。2人が声の方へと目を向けると、先ほど「加熱式≒キセル説」を押していたOがいた。

なぜか甚兵衛姿で。



どうやら、「キセルっぽい」というスティックタイプの加熱式タバコには、和装が似合うのではないかと考えて、この服装でやってきたらしい。仕方ないので、念のため甚兵衛×加熱式の組み合わせを見てみると...。


編集部としては、あえてノーコメントである。

カバーやケースを使うのも◎

さて、話が少し(大きく?)それてしまったが、本題に戻ろう。

改めて小林さんの見解をまとめると、加熱式タバコをオシャレに見せたい場合は、「きちんと感」「大人っぽさ」がポイントになるようだ。ただ、小林さんは次のようにも付け加えていた。

「いまでは、加熱式タバコ用のカバーなども売られています。本革製のカバーを付けるなど電子タバコの見た目自体を変えるのもアリですよ」

――というワケで、読者の皆様も加熱式タバコをファッションの1つとして楽しんでみてはいかがだろうか。自身の服装スタイルをこだわるのもアリだし、加熱式タバコの本体をアレンジしていくのもアリ。その楽しみ方は、人によってさまざまだ。

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