月見バーガーを「月」まで行って食べてきた

月見バーガーを「月」まで行って食べてきた

月で月見バーガーを食べてみた


今年も待ちに待ったあの季節がやってきた。マクドナルドのファンにはお馴染み「月見バーガー」の季節だ。

筆者はマクドナルドの中でずば抜けて一番好きなメニューなのだが、残念ながら季節限定。いつもは常設メニューの「エグチ」(エッグチーズバーガー)を食べながら、この季節を待っていた。

そしてやってきた2019年の月見バーガーシーズン。今回は初登場となる「月見パイ」をはじめ、8種類もの月見シリーズの商品が登場。今年もしこたま食いたいところだが、この高揚感を例年とは違う形で表現したくてたまらなかった。

月を見ながら食べるのはとうの昔にやってしまった。この天にも昇るような気持ち――そうだ、月に行ってしまえば良いのだ。

筆者はニール・アームストロング、エドウィン・オルドリンも成し遂げていない、月で月見バーガーを食べる目標を立てた。

そして2019年9月11日、愛車のトヨタbBをアポロ11号に見立て、静岡・浜松市へと向かった。

近くて遠い月へ

筆者が住む埼玉・白岡から約5時間。まず向かったのは「月」に最も近いマクドナルドだ。この浜北南中瀬店でまずは物資を調達する。


今回購入したのは「黄金の月見バーガー」(税込390円)と、テンションが上がって買ってしまった「月見パイ」(同150円)。月のような金色のバンズ――君だけを見ていれば月なんていらないさ。そんなフレーズを口にしつつ、これを持っていよいよ月に向かう。

「月」は最寄りのマクドナルドから約17キロと少々遠い。ちょっと冷めてしまうのが名残惜しいが、マクドナルドファン界のアームストロングになるためには致し方ない。

そしてしばらくすると月まで後3キロとの案内が出てきた。まずはここで記念すべき今シーズン初の月見バーガーの一口をいただこう。


月まで後3キロと行ってもただの山の中ではないか。そう思う方もいらっしゃるかもしれない。

筆者が向かっているのは何も天高い月ではない。ここでネタバラシするが、向かっているのは浜松市天竜区にある「月」という地名の場所だ。ここで月見バーガーを食べても、

「月で月見バーガーと月見パイを食べる」

は間違いではない。

ウキウキのまま月に向かう。しかし、ここから先は車1台がギリギリ通れる崖沿いが続く。やはり人類が月に行くには何らかの試練があるのだ。


そして到着。正真正銘の月にたどり着いた。筆者はアメリカの国旗を地面に突き刺すのではなく、黄金の月見バーガーと月見パイを掲げた。

月見バーガーファンにとってシーズン到来の次に嬉しい瞬間であったのは言うまでもない。


小さい地域ではあったが、広大な自然が筆者のチャレンジを受け入れくれる気がした。ここまで自宅を出て6時間近く。涙が出そうだ。


一旦、国道152号まで戻り、天竜川の対岸を進む。実は集落から離れた場所に月のバス停がある。

ここでも黄金の月見バーガーと月見パイを食べて、世界一贅沢な昼飯(※筆者の主観です)を終えた。とはいえ、ここまで至る行程がきつすぎるため、筆者は浜松に引っ越さない限りは2度とやらないであろう。

今年の月見バーガーは10月中旬まで販売される予定。ぜひ月で食べてみたいという挑戦者は、早めに実行した方がよさそうだ。

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