焼き芋「ねっとり」「ホクホク」どっちが好き? 大接戦を制したのは...

焼き芋「ねっとり」「ホクホク」どっちが好き? 大接戦を制したのは...

記事画像

冬はいっそうおいしく感じる食べ物、焼き芋。

サツマイモの品種によって、ねっとりした甘〜いものやホクホクした食感のものなど、バラエティ豊富だ。

では、読者の皆さんは「ねっとり」と「ホクホク」、どちらの焼き芋のほうが好きだろうか。

Jタウンネット編集部では、2020年12月10日〜2021年2月9日の期間、「焼き芋、ねっとり・ホクホクどっちが好き?」というテーマでアンケート調査を行った。

全国から1037票もの応募があった、今回の調査。はたして、勝利したのはどちらなのか――。

あまりにも接戦

さっそく結果を見てみよう。


全体の数字は、「ねっとり」派が51.1%(530票)、「ホクホク」派が48.9%(507票)という結果に。

非常に接戦だが、わずかに「ねっとり」派が競り勝った!

では、都道府県ごとに見るとどうだろう。

各地域の結果を、優勢だった選択肢ごとに塗り分けたのが、こちらの地図だ。



これを見ると、地域によって焼き芋の好みに大きな偏りはないようである。

どの地方にも、「ねっとり」派が多かったところと「ホクホク」派が多かったところが混在している。地方別にみていくと、「ホクホク」派が比較的多かったのは、北海道・東北(55.6%)、中国(56.0%)、四国(52.6%)の3地方(かっこ内はホクホク派の割合)。

「ねっとり」派が多かったのは、関東(51.3%)、中部(52.3%)、関西(51.9%)、九州(59.1%)の4地方(かっこ内はねっとり派の割合)だった。

いずれの地域でも、おおよそ半々といったところだ。あえて言うならば、九州に「ねっとり」派がすこし多いかもしれない。

調べてみると、ねっとりした焼き芋には「シルクスイート」や「紅はるか」など、糖度の高い品種が使われることが多いそうだ。

そして鹿児島県・種子島は、同じく糖度が高くて水分量も多い「安納芋」の特産地でもある。

宮崎や鹿児島は「紅はるか」の産地で、「シルクスイート」も鹿児島で生産量が増加している。

そのため、もしかしたら九州地方では、より糖度の高い傾向のある「ねっとり」した焼き芋が好まれやすいのかもしれない。

では、それぞれの焼き芋を支持する理由にも目を向けてみよう。

ツイッターに投稿されている「ねっとり」派の意見としては、

「変わらない極上スイーツな美味しさ 紅はるかの蜜がねっとり甘くてたまらない」
「これ、めちゃめちゃ甘くて、ねっとりしてて美味しい焼き芋ちゃん」
「焼いただけでスイートポテト」

など、蜜たっぷりでスイーツのような甘さが人気の様子。

一方、「ホクホク」派は、

「昔ながらの芋!って感じで好き!」

など、ホクホクの食感に懐かしさを感じる人や、

「蜜たっぷりのあっまーいねっとり系焼き芋しかない世の中になってしまったの?どこに行ってもホクホク焼き芋がない。水分持ってかれるくらいのホクホク系が好きなんだけど。自分で育てて焼くしかない」
「焼き芋好きでたまに買うんだけどさ、どこもしっとり系なんだよなぁ...わたしはホクホク系が好きなんだよなぁ...」
「しっとり系よりねっとり系より、ほっくり系が好き。でも売られている焼き芋はだいたいしっとり系かねっとり系。私の望む焼き芋は時代遅れなのかも」

のように、ホクホクな焼き芋をあまり見かけないことを嘆く声も散見された。

では、店での売れ行きは、どうなのだろう。

10日、東京・清澄白河にあるさつまいも専門店「oimo lab.」(おいもラボ)の店長に話を聞いた。

このお店では、ねっとり、しっとりした「シルクスイート」の焼き芋が看板商品で、いちばん人気とのこと。それもあり、

「売れている割合としては、ねっとり対ホクホクが 7 : 3 ぐらいの感触ですかね」

と、話してくれた。

ただ、ホクホク系も根強い人気があるそう。たとえば、ホクホク系の商品「すずほっくり」はスーパーなどではほとんど扱っていない種類で、これを目当てに訪れるお客さんが多いのだとか。

「いちおうホクホク系も置く、ではなく、しっかり存在感のある商品として(ホクホク系も)売っています」

とのことだ。

ちなみに、筆者の近所のスーパーでも毎日焼き芋が売られているが、それは「ねっとり」甘〜い一品である。

全国で好みが二分し、投票結果も拮抗するほどなのだから、「ホクホク」の焼き芋がもっと日の目を見てもいいのでは?

関連記事(外部サイト)