専門医に聞け! Q&A 肩こりに効くつんつんネイル

 Q:いつも肩や腰がこります。妻がマッサージをしてくれますが、不器用であまり上手ではありません。妻にもできる、マッサージに代わる何かよい方法はないでしょうか。
(38歳・宅配ドライバー)

 A:マッサージは、案外力がいるものですし、上手に行うにはコツがあります。
 マッサージに代わる方法として、私が奨めているものに「つんつんネイル」があります。これは、つけ爪で刺激する方法です。一般的には、男性が女性にしてもらいます。
 つけ爪の形には、オーバル、ラウンド、スクエアの三つの形があります。これらのうち、つんつんネイルに最適なのはラウンドです。サイドは直線で、先端が少し丸みを帯びているからです。強度が高いことも適している理由です。
 つんつんネイルは、突くように刺激したり、こすったりします。たとえば肩こりには、肩や首のこっている部分を、つけ爪の先端でツンツンとつつくように刺激します。
 また、肩から背中にかけて、つけ爪の先端でスーッとひっかくように刺激してもらいます。腰も、面積が広いので、同じようにスーッとひっかくように刺激してもらうとよいでしょう。

●愛撫のテクニックにもなる
 どちらの方法も、力を入れる必要はありません。軽く刺激するだけですが、肩も腰もピンク色になります。これは、刺激した部分の血行がよくなるからです。これで肩や腰のこりは楽になります。
 身体のどこでも、ツンツンすれば効果があります。たとえば、顔面神経麻痺による違和感や軽い麻痺がある場合、行ったその場で違和感や麻痺が緩和されます。
 百会のツボがある頭のてっぺんを刺激すると、頭がスッキリするし、全身の状態を整える効果があります。ここは、すべての経絡が通っています。
 ちなみに、このつんつんネイルは、愛撫のテクニックにもなります。たとえば、女性が愛と気持ちを込めて、男性の背中をスーッとひっかくように刺激すると、それはすばらしい快楽をもたらします。
 なお、鍼灸には接触鍼といって、鍼を刺さない方法があります。それよりもつんつんネイルのほうが快適です。

岡田研吉氏(研医会診療所漢方科医師)
東邦大学医学部卒。ドイツ留学中に東洋医学に関心を持ち、帰国後、国立東静病院で漢方を学ぶ。独自の漢方処方で生活習慣病等に成果を上げている。著書『さらさら血液が長生きの秘訣』など多数。

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