死ぬまで現役 下半身のツボ 勃たない時の“言葉責め”

 「アッチがダメなときは、“言葉で責める”ことで乗り切ることができます」
 こう語るのは、『脳で感じるセックス入門』などの著作があるドクター林氏だ。

 中高年男性にとって、セックス時につきものの“勃起不全への不安”。実際、ベッドでナニが役立たずになったとき、なんとか復活させようと躍起になってしまうことも多い。
 「ところが、女性にしてみれば、必死に勃起させようとしている男性の行為が嫌なんです。『私の体では勃たないのね』といったショックとともに、性感も冷めていくのです」

 こういう場合、経験豊富な男性は、女性への愛撫に専念するという。
 「たっぷりとクンニをしたり、全身を舐め回してあげたりと、とにかく女性を気持ちよくさせることに集中するんです。確かに、『EDでも快楽を与えてくれればそれで構わない』という女性は少なくありません」

 要はイカせてあげればいいのだが、ここにも問題が。
 「男性側が勃起していない場合、女性のほうも頭のどこかで『今日は挿入なし』と諦めるため、性感が高まりにくいのです。また、男性が必死にイカせようとするほど、その焦りが女性に伝わり『余計にイキにくい』という意見も多いのです」

 では、どうすればいいのか。
 「そこで、言葉責めを使うのです。女性の一度盛り下がった気分を高めるには、素晴らしい性テクニックよりも、まずは言葉が大事。言葉による誘導で、女性の“快感脳”を目覚めさせるべきなのです」

 女性は男性よりも、脳で感じる生き物だ。その証拠に、こんなデータがある。
 「人間の脳細胞の数はおよそ140億個で、男女差はさほどありません。ただ、重さが違うんです。男性の場合、脳の重さは平均1400グラム、女性は平均1250グラム。女性のほうが軽いのですが、男女の体重差を考えると、実は女性のほうが相対的に重い脳を持っているのです」

 その結果、女性は男性に比べて感情の起伏が激しく、また妄想力も豊かになりやすいのだ。
 「加えて言葉に対する感性も鋭い。女性が男性のちょっとした一言で怒るのも、そのせいです。逆に、男性の優しい言葉に涙を流しやすいのも、彼女たちが感情の生き物だからです」

 女性の妄想力を利用して、言葉責めを駆使することで、一度冷めた性感を再び燃え上がらせるのだ。
 「もし、中折れをした場合、男性はアレコレ言い訳をせず、すぐさま言葉責めを開始しましょう。とくに効果的なのは、“辱める系”です。『どうしてこんなに濡れているの?』『男の前で、こんなに足を開いて恥ずかしくない?』というように、羞恥心を煽る言葉攻めをすることで、女性の快感を持続させるのです」

 また、ドクター林氏が言葉責めを推奨する理由は、もう一つあるという。
 「言葉を考えて発することで、男性のほうも脳細胞が活性化して、エロい気分が高まりやすいのです。言葉責めを続けているうちに、ペニスがムクムクと復活してくる可能性もあるのです」

 EDになったら焦らず、まずはイヤラしい言葉を投げかけることを心がけよう。

ドクター林
弘邦医院(東京・江戸川区)院長。『脳で感じるセックス入門』や『お医者さまが教える癒されてもっと気持ちよくなる!』など著書も多数。ED治療にも精通しており、現在、同医院では局部海綿体注入法による「ICI治療」も行っている。

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