死ぬまで現役 下半身のツボ セックスも継続は力なり

 「これは仕事にも通じることですが、常に最高のパフォーマンスを維持するには、“無理をせず継続すること”なのです。実はコレ、恋愛やセックスでも同じ」
 こう語るのは、『脳で感じるセックス入門』などの著作があるドクター林氏だ。

 継続は力なり――という言葉もあるように、何事も続けることが大事だ。
 「中高年男性は恋愛やセックスから遠ざかりがちなので、いざ、そういう機会に恵まれた時、張り切り過ぎてしまうんです。その結果、無理をして体力も持たない。中折れなどのEDになることも多いんです」

 確かにコレは一理ある。
 久しぶりのセックスではつい、豪快に腰を使い過ぎてゼエゼエ。快感を得るよりも先に体が疲れてしまって、射精もできなかった…そんな経験がある方も多いのでは。
 「体力面だけではありません。精神的にも緊張や興奮が高まり過ぎるので、勃起がしにくいのです」

 すでにこのコーナーで何度も説明しているが、勃起とはリラックス状態の時に起こる現象だ。適度な興奮や緊張は構わないが、極度に盛り上がり過ぎると、頭にばかり血が回って、ペニスの海綿体に血流がしっかりと流入しないのだ。
 こうした事態を避けるにはやはり、日頃から恋愛やセックスをしておくべき。
 「セックスが習慣になっている男性のほうが、精力も強いんです。なぜなら、普段からヤッている分、極度な緊張もしない。そして、何より自然と性行為中の体力維持も覚えているからです」

 人間は加齢とともに体力も精力も減退するものだ。話は少し変わるが、若い頃は喧嘩が強かった男性が、40代、50代になって、久しぶりに喧嘩に巻き込まれた際、ボコボコにされてしまうのも、自分の力の衰えを理解していないからだ。
 「セックスに関しても、日頃からしていれば自分の勃起力や体力の衰えが分かっているんです。だから、それに見合ったセックスが展開できるんです」
 つまり、決して無理をしないのだ。

 では、現在、セックスから遠ざかっている男性は、どうするべきか。
 「まず、久しぶりにセックスをするチャンスが回ってきたら、やたら張り切り過ぎないこと。若い頃の自分のイメージは捨てるのです」

 もっと言えば、自分を過小評価すべきなのだ。
 「心のどこかで『自分はもう年だから』と意識しておくこと。一見、ネガティブな思考に思えますが、そう考えることで、多少、勃起力が弱まっていても、自分で勝手にショックは受けない。挿入時のピストン運動もやたら激しくしない。むしろ体力を維持するため、ゆっくりと動くのがベスト」

 こうした気持ちで挑めば、おのずといま現在の自分の体力や精力も分かる。
 「そして何よりも大事なのは、女性を大切に扱い、『次も会いたい』と思わせることです。先にも述べた通り、恋愛やセックスは継続することが大事。そのためには、パートナーをしっかりと掴んでおかなければなりません」

 生涯現役を願うなら、セックスパートナーは絶対必要。コンスタントにセックスを継続できる環境を整えるようにしよう!

ドクター林
弘邦医院(東京・江戸川区)院長。『脳で感じるセックス入門』や『お医者さまが教える癒されてもっと気持ちよくなる!』など著書も多数。ED治療にも精通しており、現在、同医院では局部海綿体注入法による「ICI治療」も行っている。

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