死ぬまで現役 下半身のツボ EDを認めることの大切さ

 「自分がEDであることを“認めている”男性って、ちゃんと復活するんです」
 こう語るのは、元AV女優でスポーツジムのインストラクターでもある竹下ななさん。ちなみに、彼女の性経験は3000人以上。この中には、勃起しない男も数多くいたという。
 「私の場合、若い頃からオジサマ好きだったので(笑)。ただ、勃たないオジサマには、『EDだから、ごめんな』と謝る人と、『おかしいな。勃つ時は勃つんだけどなぁ』と言う人に分かれるんです」

 自分のEDを認めているか、認めていないか。その差は大きいという。
 「認めている男性は、その時はダメでも次に会った時は嘘みたいに勃起することがあるんです。その理由を尋ねると、『今回はED治療薬を飲んできた』が大半。つまり、応急処置が早いんです」
 確かに、自分がEDと認めてしまえば、次に取るべき行動はおのずと決まる。

 ED解消のため、より確実に勃起する方法――。バイアグラやシアリスなどの服用を試すはずだ。一方、なかなか自分をEDと認めない男は、迷走を続けてしまう。
 「お医者さんに診てもらうのが恥ずかしいようです。私が『一度、ED治療薬を試してみれば?』と言っても、『いや、そこまでしなくても…』と、嫌がるんです」

 俺はまだEDではない。そんなプライドが邪魔をするのか、処置が遅いのだ。
 「それでいて、健康ドリンクを飲んだり、急にジョギングを始めたりする。もちろん、それらも大事なことですが、即効性はあまり期待できません。結局、次に会ってエッチするときも勃起しないんです」

 運動や食事に気をつけることも重要である。だが、竹下さんの話す通り、1〜2週間ほど運動をしたからといって、勃起力が高まることは滅多にない。
 「そもそも自分がEDと認めていない男性は、セックスの最中も勃起しないことが気になって仕方ないんだと思うんです。それではセックスにも集中できない。前戯だって疎かになるので、女性も離れていくんです」

 前戯も適当で、ペニスは勃たない…女性からすれば、何のために会っているのか、意味が分からないという。
 「だから、まずは認めることが大事だと思います。例えば、3回に1回であれ、中折れしてしまったら、『俺はEDになったようだ』と認めてしまう。もしかしたら、たまたまその日、調子が悪かっただけかもしれませんが、それでも大げさに自分はEDになった、と結論づけてしまうのです」

 すると、どうなるか。自信を失うどころか、気持ちも楽になるはずだ。
 EDなんだから、しょうがない。EDになったから薬を飲むことにしよう、というように、いい意味で開き直れて、前向きになれるのだ。
 「男性の性欲のピークは25歳と言われています。それ以降はどんな男性も加齢とともに性欲、精力ともに減退していきます。勃起力が弱まるのも自然の摂理なので、認めたほうがいいと思うんですね」

 もし、時々中折れするのに「俺はまだEDではない」と諦めていない方は、あえて一度潔く「俺はEDだ!」と認めたほうが、いい結果を生み出せるかもしれない。

竹下なな
精力料理研究家。元AV女優であり、現在はヨガインストラクターとして活躍。大の料理好きでもあり、精力アップのための食材を使った簡単料理を日々、研究している。近著に『セックスが危ない!』(三和出版)。

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