サプリメントで聞くようになった「ミドリムシ」とは?

健康食品やダイエット系のショップ、あるいは雑誌などで何となく目にした覚えのある『ミドリムシ』。実際、その正体は何者? と、知らない人も多いのでは。


中学生のときに、理科の授業でミドリムシを顕微鏡で覗いて見た覚えのある人もいるだろう。植物と生物の中間のような特徴を持ち、ワカメやコンブのような“藻”の仲間だ。学名は『ユーグレナ』という。


クロレラに近い、と思うかもしれないが、クロレラは植物プランクトンであるのに対し、ミドリムシは植物性だけでなく、動物性の栄養素も豊富に含んでいる。0.05ミリの細長い形状をしていて、藻でありながら先端に付いる鞭毛(べんもう)と呼ばれる毛を使って、動物のように自分で動き回ることができる。


このミドリムシの種類は100種類以上もあるが、そのなかでも栄養素をたくさん持つミドリムシが発見され、それが大量培養によって商品化されて話題になったのだ。


通常のミドリムシが持つ栄養素は20種類程度だが、現在商品化されているミドリムシに含まれる栄養素は、何と59種類。ビタミン13種類に、アミノ酸18種類、ミネラル10種類、不飽和脂肪酸13種類だ。しかも、ミドリムシのサプリメントは、体への栄養の吸収率がよく、効率的に栄養を補うことができるのだという。


さらに、ミドリムシのすごさは食品だけではない。ミドリムシはほかの植物よりもたくさんの酸素を作ることができるので、それを宇宙船内で応用したり、植物性の油を抽出してプラスチックをつくったり、バイオ燃料にしようという研究も進められているのだ。


ミドリムシはさまざまな可能性を秘めている。


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