アナクロさがカッコイイ!昭和臭プンプンの「秘密兵器」

アナクロさがカッコイイ!昭和臭プンプンの「秘密兵器」

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「元祖クールジャパン」再検証
〜ファイル38【マルイ 国際秘密警察シークレット兵器 トランシーバーナイフガン】〜

テロ事件が頻発しています。何とも物騒な世の中になったもんです。不謹慎ではありますが子供のころ、私が見ていた映画やテレビドラマのなかでは国際的難事件が起きると、国際秘密警察の諜報員が颯爽と登場し、どんな難事件も鮮やかに解決していたのを思い出します。


そんなヒーローたちが決まって携帯していたのが“秘密兵器”でした。いやぁ、憧れましたね! そんな子供たちの気持ちを見透かしたように、いろんな秘密兵器の玩具が発売されました。今回はそのなかからマルイが1972年に発売した『国際秘密警察 トランシーバーナイフガン』を紹介します。



ん? 箱絵に描かれたこの人物、警察の手に負えない事件を扱う国際警察特別室の活躍を描いたテレビドラマ『キイハンター』に登場した千葉真一さんではありませんか? いや、まさか。でもこのシリーズ、ほかの箱絵にもそっくりさんが登場しています。『大都会』の松田優作に『刑事くん』の桜木健一、『太陽にほえろ!』の萩原健一も…いや、きっと他人の空似でしょう。



さて、肝心の中身の方ですが、昭和の子供向けプラモですから、かなりチープです。しかし、プロモデラーさんがこれまで培った技術を駆使して何とかリアルに仕上げてくれました!



どうです? なかなかカッコいいじゃありませんか。前面左下のボタンを押すとスプリング仕掛けのナイフがジャキ〜ン! 側面左のボタンを押すとやはりスプリング仕掛けの弾丸が発射されます。かなりベタなギミックですが、気にするのはヤボというものです。



これをポケットに忍ばせて歩けば、もう気分は諜報部員です。あれ? よく考えるともうトランシーバーなんて一般的には完全に死語ですね。いまだったら絶対スマホなはずです。でも、どれもかなり薄型だから玩具メーカーがスマホの秘密兵器を作るには苦労しそうです。


(模型製作/タンゲ・アキラ)


(写真・文/おおこしたかのぶ)


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