いまさら聞けない「グルテンフリー」ってなに?

『グルテンフリー』という言葉をよく目にしたり耳にするようになった。では、そもそも、グルテンフリーって何だろう?


グルテンフリーとは、小麦粉製品を食べない食生活のことだ。ただし、『グルテン』は小麦そのものを指す言葉ではなく、小麦に含まれるタンパク質のことだ。


そもそも、なぜ小麦粉製品を食べないのか? 現在食べられている小麦は、干ばつや病気に耐え、収穫量を増やせるよう大規模な品種改良がされているものが多い。異種交配や遺伝子移入が繰り返され、すべてに安全性が確認されているとはいえないのだ。


一番の大きな変化は、小麦に含まれるグルテンの構造が変わり、毒性(グルテンアレルギー)を持ってしまったこと。グルテンアレルギーは花粉症の発症などと同じで、人によってアレルギーが出やすい人とそうでない人がいるが、その人がもつ許容量を超えてしまうと、体のなかで炎症を起こし、健康被害を引き起こす。


そのため、肥満、糖尿病、心臓病、がん、認知症、うつ病など、多くの病気の原因になるといわれているのだ。


また、グルテン以外にも問題とされているのが、小麦の“スーパー糖質”。これは、白砂糖よりも急激に血糖値を上昇させる。砂糖の中毒性についてもよく言われることだが、この小麦にも中毒性があり、小麦製品を完全に断って数日たつと禁断症状が出る人もいる。


もちろん、完全に小麦粉を摂らずに食事をすることは難しいが、気になる人は和食中心の生活で、肉や魚も、焼く、煮る、蒸すといったシンプルな調理法を選ぶようにしよう。


さらに、日頃も食品スーパーの棚や飲食店で、グルテンフリーという表示に気を付けてみてはいかがだろうか。


最後におさらい。グルテン自体が“悪者”なのではなく、上記の通り“小麦の質の低下”が問題になっていることをお忘れなく。


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