意外!?夏が稼ぎ時の「キング・オブ・駄玩具」

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「元祖クールジャパン」再検証
〜ファイル41【スーパーボール】〜

子供のころ、これで遊んだことのない人はあまりいないであろう、ド定番駄玩具『スーパーボール』。


まるで宝石のように美しい色、キラキラと光るラメ入りのもの、なかに人形が入ったもの、野球のボールやラグビーボールのような形をしたもの…さまざまなスーパーボールで遊んだ思い出があると思います。



通年で売られている商品ですが、最も出荷量が増えるのが7〜9月なのだそうです。なぜかというと縁日の屋台『スーパーボールすくい』での需要が最も大きいため。昔からある『金魚すくい』は金魚に餌をあげたり、水を入れ替えたり、ストレスで死んでしまったりと、なにかと手間がかかる。そこで金魚の代わりにスーパーボールの屋台が台頭してきたという事情があるわけです。



スーパーボールは1965年、アメリカのWham-O社が『ジャンピングボール』として発売したのが最初です。日本では翌年に輸入され、人気を博しました。いまのようなカラフルなものではなく、黒一色でした。


1980年代ごろまでは日本でも盛んに生産されましたが、近年は安い中国産に押されてほとんど生産者はいなくなってしまいました。


しかし、日本のスーパーボールがここまで発展してきたのは、職人さんのたゆまない努力があってこそ。ひところよく見掛けた目玉のついたスーパーボールも、日本の職人さんが考案したものです。別パーツとして1個1個手作業で作った目玉をスーパーボールに焼き込んで作ったものです。


こちらのモザイク模様のスーパーボールも色の違う素材を組み合わせて作る、非常に手の込んだものです。



スーパーボールはここまで認知されているのですから、ヨーヨーのようにファッション化して、若手アーティストが一品もののカッコいいボールを作るようになれば世界が広がって面白いのにな、と思います。


(写真・文/おおこしたかのぶ)


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